すべての新着即興小説



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作者:匿名さん お題:官能的なコウモリ 制限時間:2時間 読者:11 人 文字数:710字
君はまるで蝙蝠だね、と云われた。ひどく紳士的な口調と物腰で云われたものだから、一瞬褒められたのかと錯覚してしまう。そんなわけないか。蝙蝠と云えば裏切り者の代名詞 〈続きを読む〉

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作者: お題:1000の高給取り 制限時間:2時間 読者:8 人 文字数:3089字
所詮貴方には成れない。そんなこと知っているけど?と身体の細胞が震えている。それとも、震えているのは私の身体だろうか。この世界は強者と弱者で構成されているらしい。 〈続きを読む〉

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作者:匿名さん お題:ありきたりな人々 制限時間:2時間 読者:12 人 文字数:1557字
ある日、偉い人が言った。「近頃の若者は、みんな揃って同じことばかり」「同じのっぺりとした顔をして、光のない瞳をして。話しかければ帰ってくるのは同じ答えばかり」「 〈続きを読む〉

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作者:ばにすか お題:彼女が愛した保険 制限時間:2時間 読者:18 人 文字数:690字
「いいお天気」5月の太陽が眩しくて、ため息みたいに言葉が漏れた。屋上からは青い空と、灰色の建物が見える。今日は一際、その色が濃く濡れていた。夏はすぐそこだと言わ 〈続きを読む〉

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作者:匿名さん お題:遠い病院 制限時間:2時間 読者:13 人 文字数:1649字
ここがどこだかわからない。いや、そういう意味じゃなくてね。例えば古代の英雄ならば戦いの中に居るはずだ。そして華々しく、劇的に死ぬ。それはいいんだ、別に。いや、 〈続きを読む〉


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作者:ラ@メルスト お題:トカゲの小説合宿 制限時間:2時間 読者:21 人 文字数:1106字
暑い日だった。あの時はそんなことを気にもとめず、足下に転々と染みを増やすそれから目が離なかった。「ここな、虹色のやつがいるんだ」そっと耳打ちをしてにんまり笑った 〈続きを読む〉

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作者:椎名 葛 お題:薄汚い空 制限時間:2時間 読者:11 人 文字数:1366字
「ピアノよ」「ピアノ?」「そう、ピアノが聴こえるの」灰色に霞掛かる青い青い空の下で、彼女は僕に言った。「拙くて、でも耳に残るの。誰も居ないのにその音だけが聴こえ 〈続きを読む〉

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作者:ういす❤️ お題:僕の嫌いな紳士 必須要素:マクガフィン 制限時間:2時間 読者:22 人 文字数:929字
彼は毎月一度うちに来る。「こんにちは、坊ちゃん」 玄関で帽子を取り挨拶する彼に、僕は目も合わせず「どうも」とだけ答えて応接室へ案内した。 彼はいつも通り無地の 〈続きを読む〉

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作者:蓮狐 お題:元気な愛人 必須要素:絵画 制限時間:2時間 読者:15 人 文字数:3295字
壁のシミが人の顔に見えるだとか、時折家の中で軋むような音がするだとか、そんな話ならまだ良かっただろうなと、その時僕は心の底から思った。元々は、友人からの相談だっ 〈続きを読む〉

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作者:あきさみヨースケ お題:少女の同情 必須要素:英検 制限時間:2時間 読者:22 人 文字数:1814字
校門を出た時からポツポツ降り出していた雨。今朝は雲一つない快晴だったのに、午後四時を回った現在は空一面が雨雲に覆い尽くされていた。沖縄。春から夏になりかけていく 〈続きを読む〉