すべての新着即興小説



ユーザーアイコン
作者:chiko2 お題:くだらない船 制限時間:30分 読者:9 人 文字数:1064字
これが私の過ごす最後の時なのだと、そう思った。妻が私の手を握り始めてから、一体どれほどの時を過ごしただろうか。私の目は確かに開かれているというのに、その光景は何 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:振り向けばそこに秋 制限時間:30分 読者:20 人 文字数:937字
秋が近くなると、山の向こうから木々のざわめく音が、聞こえてくる。 遠く遠くのほうで落ち葉を踏み鳴らす子供の足音が、聞こえてくる。 からん、ころん。 すずやかな 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:重い罪 制限時間:30分 読者:4 人 文字数:463字
私は罪人なんだそうです。自分のことなのに他人事みたいに聞こえるかもしれませんが、自分に実感がないのでしょうがありません。 私は普通に生きてきたつもりでした。私 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:かたい正月 制限時間:30分 読者:3 人 文字数:445字
ああ、かたいお餅、冷めたお雑煮、ただ騒がしいだけの正月特番、隙間風の入る炬燵、何もかも冴えないお正月だ。隙間風に負けぬよう炬燵の中の足をこすり合わせる。それでも 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:桜草 お題:未来の武器 制限時間:30分 読者:7 人 文字数:784字
「100年後にはきっと物凄く強い武器が作られているに違いないぜ!」 幼馴染の遼が拳を振り上げた。その瞳はまるで万華鏡をくるくる回しているときのようにきらきらと 〈続きを読む〉


ユーザーアイコン
練習十二日目 ※未完
作者:風嵐むげん@カクヨム★ お題:壊れかけの女の子 制限時間:30分 読者:15 人 文字数:417字
その少女は今にも壊れてしまいそうだった。糸が切れた操り人形のように手足を投げ出して、天井を見上げる虚ろな双眸はビスクドールのよう。 床に散らばるのは、錠剤の入 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:初めての勝利 制限時間:30分 読者:6 人 文字数:662字
じゃんけんにどうしても勝てない。じゃんけんがめちゃくちゃ弱い。負けた記憶しかないので、いつだって手に入れたいものを手にできず辛酸を舐める日々だった。「僕、じゃ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:たけこ お題:マイナーな空 制限時間:30分 読者:13 人 文字数:839字
放課後。少年はクラスメートたちと教室の掃除をしていた。 すべてのチャイムが鳴れば今日の授業は終わる。終われば担任のホームルームがあってそれも終われば学校は授業 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:風嵐むげん@カクヨム★ お題:マイナーな空 制限時間:30分 読者:12 人 文字数:881字
子供の頃に雲が金色に輝く夜空を見た、と人に話すと大抵馬鹿にされてしまう。寝ぼけていたのだろう、雷でも鳴っていたのだろうと。若い頃はムキになって違うと言い返して 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:天波 八次浪 お題:彼が愛したユートピア 制限時間:30分 読者:22 人 文字数:434字
泥深い干潟が地平線の果てまで広がっている。 彼は柄杓で"種"を撒く。 着泥した水滴は、瞬く間に緑に濁る。 陽炎が立つ。 加速された珪藻が干潟に広がっていく。 〈続きを読む〉