お題:消えた弔い 必須要素:ゲロ 制限時間:15分 読者:16 人 文字数:536字
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羨望

墓参りは、必ず彼女と一緒だった。

私たちは、幼馴染だったから。
彼女は、アンタのことが好きだったから。

アンタが死んじゃったとき、彼女も死んじゃうかと思ったよ。

ご飯を食べても全部戻しちゃうし、毎日泣いてたし。
死んでまで彼女を傷つけんなっつーの。

やっと元気になってきて、でもアンタに縛られたまま新しい春を見つけられなくて。
「わたしには美咲しかいないよ。この痛みを分かち合えるのは、美咲だけしかいないもんね」
なんて、私にベッタリでさ。
アンタが死んでも甘えん坊は相変わらず。

かくいう私も彼女が心配で離れがたくて、ずっと一緒にいてあげちゃうし。生産性のない傷の舐め合いしてばっか。
慰めとかいって重なってみても、どうせアンタのことしか考えてないよ、彼女。

羨ましいでしょ、彼女のことが。

私と居られる、彼女のことが。


私はアンタが羨ましかったよ、彼女を独り占めしちゃってさあ。

「美咲が男だったらなあ」と言われるたび、アンタが羨ましくて妬ましくて、アンタさえいなければと思ってた。

ホントにいなくなっちゃうとは思ってなかったけど、彼女が私だけのものになったから、満更でもないとか思っちゃってるし。

だからね、


「死んでくれて、ありがと」
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