お題:戦争と夕日 制限時間:15分 読者:32 人 文字数:324字

忘れてしまった惨状と忘れられない空
その日は、夕焼け空だった。
あまりにも美しいその空は、先ほどまで起こっていたここでの惨状を忘れさせてしまうかのような、そんな空だった。
人は争いあう。理由はいろいろあるが、結果は単純。強い方が勝ち、弱い方が負ける。
今日の結果は私のいる陣営の負けだ。私は捕虜として保護された。これからどうなるかは、運ばれた先でしか分からない。
今、この瞬間に行き着くまで必死だった。目の前にいる敵を殺す、祖国のために戦う、軍人として命を張る。そんなような強さを持っていない私は、ただひたすら自分の命を守るために戦った。
だから、個人的には勝ちなのかもしれない。この美しい空を見上げることが出来たのだから。この先に何が待っていようともこの空を忘れることはないだろう。
作者にコメント

似た条件の即興小説


ユーザーアイコン
作者:茂吉 お題:戦争と夕日 制限時間:15分 読者:30 人 文字数:380字
あの日が忘れられない。 賑やかで活気のあった街はたった一日で焼け野原となり、ところどころ焼け残った柱の影を沈みゆく太陽が長く伸ばしていた。点在する黒い柱と細く 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:トクスリ お題:戦争と夕日 制限時間:30分 読者:176 人 文字数:830字
「ぐぅぅぅぅおおおおおおお……」地を這うような、という言葉がぴったり当てはまる声が耳に届く。聞き慣れたその声から逃れるように、ヘッドホンを着けた。そして大きく息 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
戦争と夕日 ※未完
作者:秋桜 お題:戦争と夕日 制限時間:30分 読者:123 人 文字数:648字
だいぶ日ののぼりが早まって、冬の終わりを感じる穏やかな気候。んーと伸びをすると座りっぱなしで凝り固まった筋肉が悲鳴をあげつつ喜んでいる。慣れない黒の礼服に身を 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:許されざる囚人 制限時間:15分 読者:3 人 文字数:245字
悪魔は今日も暇だったので、人間界に来た。 やることはただ一つ、人間観察だ。 人間は愚かで、傲慢。自らの欲でしか動けない醜い動物だ。悪魔は人間を嫌っていた。そん 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
未熟な墓 ※未完
作者:匿名さん お題:未熟な墓 制限時間:15分 読者:5 人 文字数:309字
それは金銀に光る魔法のようでした。狭い部屋のなかに、たくさんの不思議な道具や物が詰め込まれていて、幼い子供にはまるで宝石箱のようにきらめいて見えるに違いありま 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:日ノ宮理李@ばに普及化 お題:疲れた第三極 制限時間:15分 読者:9 人 文字数:898字
私は友だちが少ない。 人付き合いが下手ということもあったけど、瞳の色が青い日本人というのは異質だった。 そんな中彼だけは私に手を差し伸ばしてくれた。 嬉しかっ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:みかん(9/22砲雷は-21) お題:ゆるふわな医者 制限時間:15分 読者:31 人 文字数:940字
風邪ですねぇ、と自分を診てくれているお医者様が言うのを僕は上の空で聞き流した。 いや、一応は「はい」とか「そうですか」などと返しはした。それもないのは流石に不 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:みかん(9/22砲雷は-21) お題:去年の草 制限時間:15分 読者:31 人 文字数:788字
よくそんなに葉っぱばかり食べるね、と眼の前の彼が笑いながら言う。そう言ってからビールのジョッキを傾けるその喉元を、ぼんやりと見つめる。 口の中に詰め込んだサラ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ダツ・ Ambrose お題:やば、モグラ 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:1214字
人間モグラ叩きをやろうと思ったのは、失敗だったと思う。なぜなら、よくよく考えたらずっと穴の下に籠もってしまえば良いから。僕は少々飽きっぽい。だからモグラ役を全 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ダツ・ Ambrose お題:激しい魔物 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:1118字
平然と人を傷つける連中を殺した。ただ殺した。殺したかったらから殺した。憎いから殺した。愛しさから殺した。せつないから殺した。刃物で、鈍器で、自分の手足で、殺し 〈続きを読む〉

にいろちゃん@Vのモノの即興 小説


ユーザーアイコン
作者:にいろちゃん@Vのモノ お題:熱い医者 制限時間:15分 読者:25 人 文字数:449字
医者という職業の人間に対して抱くイメージはどういったものだろうか?そこに求められる資質として、冷静に患者を診るという印象が強くある。なのでクールという点。他には 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:にいろちゃん@Vのモノ お題:彼の小説 制限時間:15分 読者:19 人 文字数:288字
彼が紡ぎ出す文章は何よりも輝いて見えた。そんな光に魅せられていつしか私も筆を取るようになった。別に彼に追いつきたいとか、越えたいとかそう言った感情はなかった。た 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:にいろちゃん@Vのモノ お題:今度の孤島 制限時間:15分 読者:25 人 文字数:204字
また新しい生活が始まった。いつも俺の生活は唐突に終わる。せっかく住み心地がいいようにしたのに。俺が住むことは叶わないらしい。今度の生活はいつも以上に難産だ。無茶 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:にいろちゃん@Vのモノ お題:戦争と夕日 制限時間:15分 読者:32 人 文字数:324字
その日は、夕焼け空だった。あまりにも美しいその空は、先ほどまで起こっていたここでの惨状を忘れさせてしまうかのような、そんな空だった。人は争いあう。理由はいろいろ 〈続きを読む〉