お題:贖罪の道のり 必須要素:パスタ 制限時間:1時間 読者:34 人 文字数:741字 評価:0人

行きたくないお店
            行きたくないお店


 その店を見つけたのは商店街の路地裏でのことだった。その日、昼飯は外食しようとして外に出たもののいつも

行っている蕎麦屋が臨時休業だったので、何か新しい店でも覗いてみようかとそぞろ歩きでいた。その路地裏に

気づいたにはそんな時だった。路地裏の奥の方にパスタ大盛零円という看板が目についた。私は、冷やかし半分

と昼飯はここでいいかという思いでその店に入っていった。

 店内には、他の客はいないようでひどく静かだった。

 「いらっしゃいませ。」

 錻力色の自律人形が、唐突に接客を始めるので、出るに出られなくなってしまった。

 カウンター席に案内されお冷とおしぼりがすぐさま用意される。そして、メニューを渡される。メニュー内容は、話

しを聞いて頂いたお客さなに特製大盛パスタを無料でご提供させていただきます‼!。という一文しか載っていな

い。話し・・・。長くかかるのか?この文章からして料理を出されるのはそのお話しを聞いてからだろうなという気が

するので、店内を見渡す。他のメニューが無いか、壁にお品書きが張られていないか見つけようとしたが見当たら

ない。いや、壁に何枚かその手のものが剥がされた跡がある。

「お客様、特製大盛パスタですね。誠にありがとうございます。そして、再店リニューアル初めてのお客様ですので

特別サービスです。今日は、お客様、貸し切りとなります。ぞうぞごゆくっりとお楽しみくださいませ。」

まだ、一言の発していないのに一方的にまくしたてる自律人形。腰を浮かす私の肩にその機械仕掛けの手を乗せて

「いざ、語らん、なぜこの店の再起と贖罪の道のりを!」



結局、昼飯は、夜食になりました。
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