お題:紅茶と絶望 必須要素:やかん 制限時間:15分 読者:18 人 文字数:384字

紅茶ラーメン
私は絶望した。

やかんにお湯を入れたと思ってしばらくまったら火がついていなかった。

・・・という昨日の出来事よりも絶望した。

ラーメンの固い麺を器に入れ、お湯を注いだ。

しかしそれは紅茶が入ったお湯だった。

そのことに気が付いた私はショックのあまり手に持ったポットを床に落とした。


しばらくたった頃だろうか。

「あれ、姉ちゃん、何固まってんの?」

弟が台所に入った。

そしてテーブルの器を見て言った。

「これラーメン?姉ちゃん食べないの?俺が食べていい?」

私が何か言う前に弟はその紅茶ラーメンを食べた。

ずるずるっと音が聞こえる。

やっと我に返った私は弟に聞いた。

「それ、不味くない?」

「何で?、前よりちょっと味が薄いというかまろやかだな。でも美味いぞ」

「良かった・・・」

それから紅茶ラーメンはしばらく家でブームになった。
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