お題:消えた電撃 制限時間:30分 読者:22 人 文字数:416字

戦場の死神 ※未完
戦場を満たしていた爆発音が嘘のように霧散し、あたりはただ静寂に包まれていた。
「撃ち方やめー!」
分隊長がヒステリック気味に叫ぶ。蓄えた髭の先端は、心なしかいつもより下がって見える。
「…一体どうしたというんだ」
先程まで対峙していた敵兵の姿がどこにもない。突然消えたと言ってもいいだろう。分隊長含めた全員がその場にただ立ち尽くしていた。すると、微かに声が聞こえてきた。その声は日本語のように聞こえるものの、どこか不気味でその場にいる隊員の何人かは怯えた顔をしていた。

「…てげれっつ…」
「…かもくれん、てげれっ…」

「お、おい。誰だ!出てこい」

分隊長の声に促され1人の男が現れた。軽装の男は虚ろな目をしており、焦点が合っていなかった。どうやら落語奇術隊の1人であるようだ。言霊という昔では考えられない魔術を扱えるようになった落語家は、今では兵器の一部となり世界各地の戦場に投下されている。その場にいる隊員全員が、らく

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