お題:戦争と修道女 制限時間:15分 読者:22 人 文字数:392字
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美しきイリーナ ※未完
 荒れ果てた草原の中に一人の純白い身を包んだ乙女が立っていた。どこまでも荒原は続く。かつてここには人々がたくさん住んでいた。今ではその純白の乙女がただ一人佇むのみとなった。まさかあのようなことが起こるとは。あの純粋で美しい修道女イリーナが。
 イリーナは貧しい農民の末子として生まれた。当時貧しい家では、教会や富豪の下働きとして子供を家から出した。イリーナは美しくなくどちらかと言えば醜女の部類だった。どの富豪の家でも雇ってもらえず、終いには修道女として教会に仕えることとなった。
 修道女とは彼女にとっての天職だった。イリーナ心は大変美しかった。まるで陽光を浴びて燦々と七色に輝く金剛石をその体の内に秘めていた。神への信仰に出会い、ますますその心の美しさは磨かれていった。イリーナと同じように修道士や修道女として家から出されたものは皆醜女のイリーナと言ってイリーナとの接触を避けた。
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