お題:8月の接吻 必須要素:離婚 制限時間:15分 読者:18 人 文字数:942字

佐藤ヌルスとかいう絵みたいに
「8月はキス、接吻、ノー、NGだから」
というようなことを言われた。どういうことだ?

「8月にキス、接吻をしないと約束する?」
「うーん」
8月かあ、に、し、む、く、さむらい・・・8月は31日あるじゃないか。31日キスができないというのはどうなんだろう?大丈夫なんだろうか?どうしてもしたくなったりしたらどうすればいいんだろう?産後クライシス的な感じになるんだろうか?産後、夫が体を求めてくるのが嫌になった的な感じになるんだろうか?

「8月に接吻のたぐいをしたら、離婚」
「離婚!?」
そんなことになる?

「離れる婚」
「離れる婚ですか・・・」
しかしその時ふと、脳内である昔話のことを思い出した。

「鶴恩だ」
「え?何?」
「鶴の恩返し」
「猫?」
「ジブリじゃないよ」
「鶴の恩返しは知ってるけど、それが何?」
「いやだから、鶴も私がはたを織っているときは決して覗かないでくださいって言うでしょ?」

「ああ・・・」
「あれのロングだ、ロング版だ」
「ロング版っていう感じかわからないけど私は」
「8月にキスしなかったらなんかあるの?」
何かしらのこう、マージンというか、バックはあるの?
「離婚しない」
「え?それだけ?」
「それだけだけど何か?」
口調が怖くなってきたので、それで黙った。

「まあでも、8月に限って言えば、風俗に行ってもいい」
「ああ・・・」
「お金も出す」
「え?マジすか?」
「だからとにかく結婚するなら8月にキスしないで」
「うーん・・・」
どうなるんだろうかなあ。不意に酔っぱらってキスしたりしたらどうなるんだろう?鶴になって帰ってしまうのだろうか?あるいはぐおおおおおとか唸り声をあげて、獣人とかになるんだろうか?八つ裂きにされるんだろうか?わが子を喰らう佐藤ヌルスとかいう絵みたいにかぶりつきチキンみたいにされるんだろうか?

「・・・それでもまあ、僕は」
「・・・」
「君と結婚したいと思うなあ・・・」
たとえわが子を喰らう佐藤ヌルスとかいう絵みたい食べられたとしても、それはもう仕方ないかなあ。

「ありがとぅ」
彼女はトゥースみたいなことを言った。

あと、一応怖かったので、入籍は9月に入ってからした。新婚だし、キスするだろうし。
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