お題:過去の靴 制限時間:15分 読者:19 人 文字数:304字
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忘れないで、思い出して
 昔履いていた靴を処分しようと思い立った。靴箱を占領している思い出を仕分けしないといけないとはずっと思っていたのだ。靴箱を開けて、まず一番近い靴を取り出した。
 黒いハイヒールだった。この靴は新社会人一年目から何年か履いていた靴だ。先輩の見よう見まねで仕事をこなし、高い踵に転びそうになりながら営業に走り回った。
「…………」
 次に取り出したのは高校に通ったローファーだった。部活動に精を出し、登下校はこの靴と一緒にカラオケにも行ったし遠出もした。実は高校三年間この靴ひとつで通した。
 他にも、靴箱の中にはあの思い出、この思い出が詰まっている。
「…………」
 到底、仕分けなんてできない。靴箱を閉じた。
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