お題:綺麗なピアニスト 必須要素:もみあげ 制限時間:15分 読者:1098 人 文字数:451字
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水の音 ※未完
僕は毎週通っている場所がある。

駅から歩く道にはカフェテラスが並び、コーヒーの香りとかしましい笑い声が響く。
石畳の道は、革靴で歩くのにちょうどいい。
女性がハイヒールでコンクリートを歩くように、僕もかかとを鳴らしながらこの道を歩くのが好きだった。

カフェテラスの並びを通り過ぎると閑静な住宅街と一本の大きな欅がある公園を通り過ぎる。
すると、かすかに、大きな湖にしずくが落ちるような、静かで、それでありながら芯のある音が聞こえる。

ちいさなホールに黒いグランドピアノが1台。きちんと調律したきれいな音色を週末になると奏でている。特にほかに用があるわけでもなく、ここにその音色を聞きに来てしまう。
ピアノ自体が好きなわけでもなかった。ただ、目の前できれいなピアニストが、指を動かし、時に髪が乱れるほどに感情的にピアノを鳴らし、かきあげた髪のもみあげなどをただぼうっと見ながら、時間をすごすことがすきだった。

演奏が終わり、人はまばらに拍手をする。それに気づいて僕もつられて、あわてて拍手をした。
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