お題:小説家たちの新卒 必須要素:ガン保険 制限時間:15分 読者:22 人 文字数:970字

捏造したい
「がんになったのがきっかけで小説家になりました」
という話をテレビで見た。

がんになって、自分のやりたいことをやろうという思いになり、そんでいろいろなことをやめて、小説を書いて、そんでそれを賞レースに送ったらなんか大賞が取れた。そんでがんの治療をしたらうまくいった。よかった。そんでがん保険入りました。今は一応新卒の小説家です。みたいなそういう話だった。

「いいなあ・・・」
そういうエピソードいいなあ・・・。そういうのがあると、実際よりも、実物よりも大きく見える的ななんかそういうオーラというか、空気というか、なんかまとえるかも知れないなあ。いいなあ!

「いいなあ!」
私も即興小説を始めたきっかけは何ですか?って聞かれたとき、そういうエピソードを捏造して話そうかな・・・。

そうしよう。
「幸いなことに私はツイッターとかでもお題箱とか質問箱とかそういうのもやってないし、誰ともコミュニケーションもとってないみたいなもんだし、最初のころはちょっとやったけども、結局自分のコミュ障が出てきただけだったし、誰も私のことなんて知らないだろう。話してもないし。

というわけで、何かいい感じのエピソードをもろに捏造することにした。

「お父さんとかお母さんが死んだみたいなのがいいかな・・・」
生きているけど。何度も緑に出てきてるし。

「そうだった」
そうだ。緑もあるんだなあ。あれはもう大半、洗濯とお酒を飲んだみたいなことしか書いてないけども、それでも即興さんに比べるとさかのぼることは容易だ。だから緑のセンサーに引っ掛からないエピソードが必要なんだな・・・。

緑だって最初の時は、結構創意工夫をしていたように感じる。今はもう見る影もないけども。

「じゃあ緑前のところにエピソードを入れるか?」

緑前のところに?

もう何歳で始めたとかも覚えていないのに?

さかのぼったらいいじゃん。

そこまでする?

面倒だよなあ。

でも、なんかエピソードが一個あるだけで違うかもしれないし・・・。

あ、

父親ががんになって、そんで何とかなって、で、それで小説家、小説家っていうのがそもそもなあ。私違う気がするんだよなあ・・・。

大層な感じがするよなあ。

エピソードは思いつかなかった。自分のことになると途端に思いつかない。

作者にコメント

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