お題:誰かの決別 制限時間:30分 読者:14 人 文字数:407字
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蜜柑 ※未完
「私たち別れた方が幸せかもね」
僕は妻からの突然の決別宣言に驚きを隠せなかった。
その時僕らは朝食でパンを齧りながら、いつもと変わりない時間を過ごしていた時だった。
僕は驚くと同時に、妻の性格からして、冗談でそんな事言う人ではなかったので、重大な局面を迎えたと悟った。
「そういう見方もあるのかな?」
僕はしばらく考えた後、冷静さを見せずに焦った感じで聞いてみた。今は冷静さは命取りになりかねない。
「見方ではなく、結果としてそう思うの。離婚してみない?」と妻は容赦なく言った。
僕は妻の言った事を頭の中で反復してみたけど、正解らしき言葉はすぐには浮かんで来なかった。まず理由が分からなかったので、整理のしようがない。
「僕は離婚は望まない」
詰まる所、正直な気持ちしか言えなかった。
「僕が至らない所があれば直すよ」
妻が退屈そうに僕を眺めている中で、何か間違った回答をしているように思えた。
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