お題:きちんとしたお茶 制限時間:30分 読者:24 人 文字数:407字

ちゃんとした茶を飲ませろ ※未完
恐ろしい。
その茶を一目見た時、人々が感じたのは恐怖だった。
その風体はあまりにも規律的で、品評会に並ぶ他の茶を明らかに圧倒していた。
ざわめく会場。
「これはお茶なのか?」「品評会中止も辞さない」「たすけて…」
その背後で、この光景が見たかったのだと、タカシは昏い笑みを浮かべていた。
これは地獄ほんの先触れでしかない。俺のコーヒーへの愛を貶めた彼等に相応のものを見せてやる。
タカシは汗ばむ左手に握り込んだ起動装置、そのスイッチに親指を乗せる。これを押した時が全ての終わりだ。
「ええい、たかが茶であろう!」
恐れをなす人々に痺れを切らしたのか、一人の男が飛び出し、その勢いのままタカシの茶に口を付けた。瞬間、口に広がるコーヒーの香り!
「グワーッ!」
茶を持ったままその場で崩れ落ちる男。哀れ!彼の身体はコーヒーを知らなかったのだ!
その瞬間を見逃すタカシではない、すかさず深く押し込まれるボタン!
それにk
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