お題:儚い魔物 制限時間:30分 読者:12 人 文字数:233字

儚いねバナージ ※未完
「お邪魔します」
か細い声。
そう言って入ってきた男は今、脱いだ靴を丁寧に揃えていた。
高さはあるのにどこか小さく見えるその背には、しおしおとした黒い羽が小さく載っている。
彼は悪魔だった。

「ありがとうございます。危うく死ぬところでした」
さっき渡した賞味期限切れの黒豆のパックはすっかり空になっていた。
それが彼の求めた物であり、生憎家にあったものだった。
「いえ、どういたしまして」
素直に答えたものの、困惑を隠せない。
黒豆を食わないと死ぬ悪魔ってどうなの
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