お題:フニャフニャのおっさん 必須要素:下駄箱 制限時間:15分 読者:33 人 文字数:679字

ふにゃふにゃとした
「下駄箱かあ・・・」
小学校のころ、一人学校に残ったことがある。誰でもあるかもしれない。一回くらいは。

なんで残っていたのかは覚えていない。図書室のカギを先生に返しに職員室に行った覚えはあるので、何かの調べ物をしていたのかもしれない。

しかし、今小学校の図書室で思い出すのは海洋生物図鑑の最初の方にいたヤツメウナギが魚の横腹に潜り込んでいるページだけだ。あれは恐ろしかった。目が八つあるというだけでも相当恐ろしかったのに、それがフナか何かの腹に頭から潜り込んでいるのである。それはもう衝撃的だった。父が何度か晩酌の肴に食べていたヤツメウナギというのがあれほど恐ろしい生物だとはそれまで思わなかったし、それ以降は父が食べるヤツメウナギを忌み嫌うようになった。

あんなふうに潜り込まれたら嫌だろうな。

そう思った。

話を戻す。小学校で一人残った帰り、職員室を出るとすでに外は夕日に染まっていた。普段はうるさい下級生の教室群もすでに静まり返っていた。

なんとなく不安になったのは覚えている。

下駄箱で外靴に履き替えて、外を見ると、
「・・・」
出入り口のところに誰かがたっていた。おっさんだったろうか?小学校のころはよく近所に不審者が出たという話を聞かされたものである。

しかし自分には関係ないだろうな。そう思っていた。

「・・・」
でも、入口のところにおっさんが立っていた。

夕日は見えない。おっさんの背中に隠れている。

「・・・」
帰ろうと思っても、おっさんが入口に立っていて帰れない。

するとある瞬間、おっさんがふにゃふにゃとうごきだ
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