お題:明るい音 制限時間:15分 読者:7 人 文字数:477字
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青春は全力馬力で
 夜空に舞い上がった花火を見ながら、悲しく思った。
 あんなにきれいな光に私の心は奪われず、代わりに私の視界のすべてを占めたのは花火の消えていくところだ。
 重力に逆らいながら減速して放物線の頂点で爆発。
 太陽のような光と爆発音で一瞬輝く。
 そして、つぎの太陽が昇る前に、一瞬で消える。
 次の光の邪魔をしないように、役目を終えた花火は殺される。
 私は、先日部活をやめた。
 明日からは、違う気持ちになろうと思ったからだ。
 今までと違うことをするのならば、今を捨てなければらないからだ。
 今日は、それを確かめに隣町まで来た。
 なぜか、中学の頃から純粋な気持ちで花火を見れなくなった。
 未来のために今を捨てる姿が切なくて、今のために過去を背負うのが辛そうで、そしてそれでも必死に踏ん張る放物線が美しくて。
 あんなに光輝いていたのに、次のために、未来のために、背負ってきた過去と共に今を捨てる姿が目に離れない。
 そう考えると思う。
 私の過去は今の一部でそれは未来のための踏み台となって捨てられるのだろう。
 そして、爆発音が途絶えた。
 
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