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お題:メジャーなドロドロ 制限時間:15分 読者:17 人 文字数:608字

リアル泥沼ゲーム
会員制リアル体験ゲームに誘われて、よく知らないままに参加した。
集合場所は、私鉄沿線K駅前の普通のアパート。
すでに数人の男女が集まっていて、六畳一間の部屋の中へと招き入れられた。

「まずは自分の名前を決めてください」
渡されたカードに名前を書いて、胸につける。

「それではその名前の人になりきって自己紹介をお願いします」
順番に淡々と自己紹介が行われた。
途中で詰まる人や、吹き出してしまう人もいたが、概ねスムーズ。
みんななかなかの芸達者、と驚いた。

私の名前は、「山田洋介」にした。
どこにもありそうな、フェイスブックですぐに10人くらいはヒットしそうな名前。
職業は畳職人。昔から職人に憧れがあるのだ。実際、具体的にどんなことをやるのかはしらないが。

「それでは興味を持った方とペアになってください」
私は目が合った同年配の女性のところへと近づいた。
女性は小さくうなづいて、私を受け入れるそぶりだったので
「よろしくおねがいします」と言いながら、隣に並んだ。

始めから人数調整がされていたのか、すんなりペアが決まり、男女の組み合わせが複数できた。
「それではただいまから二人は夫婦です」

はっとして目を見合わす。

「これから公園に移動します。公園には、このペア数だけの人数がみなさんを待っています」

「彼、または彼女はあなたがたの不倫相手です」

これからの泥沼ゲームは始まったばかりだ。
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