お題:どす黒いこだわり 必須要素:警察 制限時間:15分 読者:33 人 文字数:596字

落手首拾い ※未完
殺人鬼の噂が流れ始めたのは一週間前のことだった、と思う。
あちこちで警察の姿が見られ、小学生の下校時刻が早められるようになり、常にピリピリとした緊張感が漂っていた。まあ、こんな今時珍しい呑気な田舎町にとってはちょうどいい刺激だろう。
「殺人鬼の噂と言うけれども、実際にどんな噂なの?」
「なんだ知らないのか? おっくれてるなぁ」
そいつは馬鹿にするようにケタケタと笑った。
「おっくれてる」なんて、こんな田舎に住んでる奴から言われたくないが、そんな事を思っている私も同じ田舎在住なので、グッと堪えるしかない。
「なんでも猟奇的なこだわりを持っているらしくてね、被害者の体の一部を持っていくらしいんだよ」
「一部?」
「そう、一部。例えば腕とか、脚とか。鋸で切り取って現場から持ち去るらしいのさ」
「へぇ、例えばこれとか?」
私が通学かばんから女の手首を取り出した途端、そいつは目を見開き、声にならない悲鳴をあげながら後ずさった。
「ひ、人殺し!?」
「ステイ。落ち着いて。これは今朝通学路で拾った物なんだよ」
「そんな事信じられるわけ……」
そこまで言って、そいつは言葉に詰まった。どうやら、私が通学路で女の手首を拾った事よりも、私が殺人鬼である事の方が信じられなさが上回ったらしい。いい級友を持ったものだ。
「で、どうすればいいかなコレ。警察に届ける?」
「そうした方がいいんじゃない?」
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