お題:2つの王子 制限時間:1時間 読者:35 人 文字数:1446字

1人の俺と2つの俺 ※未完
母「ほらぁ!早く起きなさい!」

主人公「あ、あと21,600秒寝かせて・・・」

母「え・・・?に、21,600秒・・・?」

母「え、ちょ、1分が60秒で・・・1時間が60秒の掛ける60で・・・」

主人公「zzz」

母「って、こらぁ!!1時間以上は寝る気じゃない!!起きなさーい!」

主人公「わかったから、わかったから・・・ふあぁぁぁ」

母「ほらほら、そんな大きなあくびができるなら朝ごはんも口に入れれるでしょ。早く食べちゃって」

主人公「へいへい。ったくなんでこんな時間に・・・」

母「仕方ないでしょ。今日の6時に国民は広場に集まるよう王様が通達を出したんだから」

主人公「俺1人が出なくたってバレやしないよ」

母「駄目よ!ちゃんと行かないと!」

主人公「わ、わかってるよ。冗談だって・・・」

母「そう・・・。ほら、ご飯冷めちゃうわよ」

主人公「今行くよ」

いつも温厚でのほほんとしている母さんはこういう冗談だけは厳しくなる。
まぁ王が絡んでるから仕方ないのかもしれない。

ここはジパング王国。
150年以上も前に日本と呼ばれていた島の地下にある国。
なんで俺たちがそんな場所にいるか・・・

約150年前、地球は氷河期に襲われ70憶もいた人類は20億という数まで減った。
その20億の中から優秀な科学者や、才能を持った人間を選別し、火星への移住を考えたのが50年前。
今では移住に踏まえ、餓死や地上に行った人間が戻ってこないことで地球の総人口は約10億まで減っていると言われている。

地上には氷河期の影響があり上がれないと言われている。
しかし、ジパングのように各地に同じような地下国があるらしく、そこの各王が食料や財宝を隠し持っているとされ、過激派な人間は地上に上がるも戻ってはこない。

なんかの本には昔、まだ日本があったころはスマホという機械で遠くの人と話すことができるというのが書いてあった。
物知りな近所の爺さん曰く、「今のジパングは文明は昔でいうところの江戸。建造物は昭和」みたいなことを言ってたが何を言ってるのか全然わからんw

ただ「王は我々とは全く異なる生活をしている。科学力や技術力があそこだけ違う」ってのは何となくわかる。
この地下にしたってそうだ。今の俺らでこんな場所を作るのは不可能に近い。

つまり王は生きていくための環境、地下国を提供し自らが王として君臨。
俺ら庶民はそれに従い労働する。
もちろん奴隷のような扱いはされないものの、これは絶対王政そのものだ。

俺らは平穏に暮らしていけることだけを願っている。
そう、女手一つで養ってくれている母さんのためにも面倒ごとやマイナスになるようなことは絶対しないと誓っている。

主人公「ごちそうさまー!母さん、準備できたー?」

母「ごめんねー、先に行ってて~」

主人公「? わかった。ちゃんと来いよー」

珍しいな、いつもなら買い物に行くだけでもベタベタとくっついてくるのに。
子離れか??

にしてももうみんな広場にいるのか?
誰一人いなくね?
ちょっと急ぐか・・・

~広場到着~
主人公「誰もいねぇじゃん。ベンチにでも座っとくか・・・」

主人公「ん~日時なら俺も確認してたし・・・」

主人公「母さんも来ないし・・・」

主人公「つか・・・朝早いからなのか・・・眠く・・・・・zzz」

~ ??? ~
??「さぁおきるがよい」

主人公「え・・・?」

??「2つ」
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