お題:燃える汁 制限時間:15分 読者:23 人 文字数:377字
[削除]

罰ゲームをどうぞ
 ごく、と喉が鳴った。目の前にある汁物の色に警告が見える気がする。
 生き物が摂取するものではない。注意せよ。
 真っ赤にグラグラと煮え立つそれは数々の挑戦者を病院送りにしてきたと言う。口の中に焼石を放り込まれたようだ、とひとりが答えたらしい。それを僕が飲めるはずがない。そもそも最初の一口から躊躇っているのだからそんな勇気はない。
「ほらぁ、負けたんだから飲むの」
「わ、わかってるよ、うるさいな!」
 そう、罰ゲームだった。トランプのゲームの罰ゲーム。負けるはずがないと思っていた。今までも負けたことがなかったからだ。それなのに、今回に限って負けた。相手の「飲みたくない」という気持ちが勝ったのだろう。
「もう、じゃあカウントするからね。0で飲んでよ。3、2、1……」
「自分のタイミングでやらせろよ!」
 覚悟を決めるしかなかった。0で器を煽った。
この作品をツイート

似た条件の即興小説


ユーザーアイコン
作者:tetori お題:燃える汁 制限時間:30分 読者:384 人 文字数:1599字
「第一回闇鍋王選手権」 真っ暗な部屋の中で、先輩が声を発する。「今回の無謀な参加者は私を含めて四名。この世の混沌を凝縮し闇へと通ずる門と化した鍋の中から怖気づく 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:斧寺 お題:燃える汁 必須要素:オタク 制限時間:30分 読者:221 人 文字数:848字
汁田汁雄はこの辺では有名な汁オタクであった。彼は液体という液体を集めることに囚われていたのだ。例えば、生き物の血液やリンパ液、胃液、鍋のだし汁、工場排水、風呂 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:矢水びん お題:憧れの食器 制限時間:15分 読者:13 人 文字数:679字
光が一粒もない暗闇の中を、さまよい続けてどれくらいの時間がたったのだろう。 なにせ、ここには昼夜がない。朝日もなければ月もない。 ただただ、暗闇があるだけだ。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
子供の帝王 ※未完
作者:イグモ お題:子供の帝王 制限時間:15分 読者:8 人 文字数:454字
あの厄介な男が僕の前に現れたその日、僕は鬼川原公園の砂場で黙々と城を作っていた。この公園は僕の通う鬼川原小学校の学区であり、すなわちそれは我ら鬼川原小3-2組の 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:Frannie お題:急な死 制限時間:15分 読者:17 人 文字数:243字
女は少年を押し倒すと、彼の服を剥いだ。そうして露わになったのは、当然、まだ幼い少年の身体である。女は狂ったように、まだ女を知らない少年の身体を愛撫する。少年は 〈続きを読む〉


ユーザーアイコン
作者:雨宮ヤスミ お題:光のテロリスト 制限時間:15分 読者:20 人 文字数:1085字
「光はこの世のすべてのものを等しく照らし出す。闇はあってはならない」 そんな教えを掲げる「世之光統一教」を名乗る集団が、各地に見られるようになった。「この世には 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
現を忘れて ※未完
作者:akari お題:意外!それは朝日 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:275字
――……嘘でしょ。 愕然とした。今の状況が信じられない。目の前のブラックスクリーンに映る私の顔にはキーボードの痕がくっきり残っている。時計なんて見たくない。け 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:にい お題:熱い家事 制限時間:15分 読者:17 人 文字数:779字
火傷に関しては怪我のうちに入らない。スパルタだった母の教えで、娘たちはどれも台所にいる限り、恐れを知らなかった。炒めていたチャーハンごとフライパンが燃え上がろ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
文字の戦争 ※未完
作者:かの歌 お題:小説の中の戦争 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:261字
私は今小説の中にいる。小説を読んでいたら突然、小説の中に入ってしまったのだ。しかも読んでいた小説のジャンルは戦争ものだった。 異世界に入り込んだ私はある違和感 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
尾ける男 ※未完
作者:イグモ お題:女のアパート 制限時間:15分 読者:12 人 文字数:285字
ふと魔が差して、通りすがりの女を家までつけてみた。一抹の罪の意識がないわけではない、むしろその罪の意識こそ、万事が平和な、窮屈極まる日曜日の午後に少しのスリルと 〈続きを読む〉

匿名さんの即興 小説


ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:彼とむきだし 制限時間:30分 読者:2 人 文字数:1465字
私は、どうしてこうも弱いのだろうか。どこかの暗がりに、私はさまよい歩く。光も何もないのに、足取りだけはしっかりとしている。どのようにしてここまで来たか、もうそれ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:強いカップル 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:500字
それは…ある夜のことだった……ドゴォォォン!!爆音が鳴り響いたぐっ!?僕は一瞬で気絶してしまった…???「キョウスケ…キョウスケ!」自分を呼ぶ声がした、彼女のミ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:今日のゲストはモグラ 必須要素:足の小指 制限時間:30分 読者:4 人 文字数:1036字
「それで、なんと呼べばよいのでしょうか。えー、ミスター?」私は目の前に座る小太りな老人に尋ねた。老人はゆっくりとのんびりとした口調で答える。「モグラでいいよ。今 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:捨てられたパラダイス 制限時間:30分 読者:2 人 文字数:688字
私は長年使い古したカメラを持ってその地を訪ねた。今となっては廃墟となった家屋が奥行きをもって並んでいた。23年前、自由と平和を求めた薬物中毒者達は所有者不明とな 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:うわ・・・私の年収、年賀状 制限時間:15分 読者:3 人 文字数:440字
日々を世話し玖珠ごて年末年始さえも忙殺されたあとに一通届けられた年賀状は、現在のわたしの窮状を笑うものであった!いいだろう!このような年賀状を送りたいのなら送 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:1000の神話 制限時間:15分 読者:5 人 文字数:244字
「あなたは、どれくらい有名な人なの?」「そうだなー……」 質問を受けた青年は、動くたびに周囲をキラキラと輝かせながらうーんと考えた。「僕は人気者だからね……10 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:儚い海辺 制限時間:15分 読者:1 人 文字数:382字
「ゆうじ」みまは、木の枝で、砂にそう書いた。漁に出たまま、3年帰ってこない恋人の名前。みまは、時間さえあれば、この砂浜に来て、ゆうじがいるはずの海の彼方を見つめ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:彼女が愛した息子 必須要素:ペットボトル 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:513字
▶▷中々ひどいです◁◀嗚呼何故あの時あの子を助けれなかったのだろう私の妻はあの子をこの世に生みだした瞬間に亡くなった彼女は言った「私はあの子を残せただけでも良か 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
※未完
作者:匿名さん お題:腐った山 制限時間:30分 読者:5 人 文字数:774字
あの子が子供のころ、積み木遊びが好きだったのをよく覚えている。それも円柱に三角を載せて満足するようなものではなく、ちょっと驚くような積み方をするのだ。誕生日、ク 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:真紅の怒りをまといし秘部 制限時間:1時間 読者:1 人 文字数:1字