お題:煙草と蟻 制限時間:15分 読者:33 人 文字数:346字
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※未完
煙草の煙が漂う。あまりいい気はしなかったが、かといって絶対に許せないほど嫌だ、という訳でもなかった。空は妙に高く、水面は凪いでいる。ここは平和だ。呆れるくらいに。
「蟻がさ」
「えっ?」
大きな木の陰に設置されている、湖前のベンチ。隣に座る彼は煙草の合間、彼は唐突に口を開く。
「蟻。この間久々に見た気がして」
蟻くらい、どこにでもいそうなものだが。
「俺のアパートの部屋の前で虫が死んでて。蟻がそれを運ぶのを眺めてた」
「暇なの?」
彼は顔をしかめ、お前だって暇だろうと言いたげだった。
「なんかさぁ、生きてるんだなって。あれで感じるのも変だけど」
「………」
「久々に思い出すかもなぁ。何もかもあっけないんだよ」
足元で蟻が列を成していた。自分も蟻を見たら、彼を思い出すのかもしれない。
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