お題:臆病な映画館 制限時間:30分 読者:152 人 文字数:493字

秘密の映画館
 都内某所。ビルの谷間にその小さな映画館がある。昭和の空気を感じさせる内装以上に特徴的なのは、その営業時間。なんと、年に一度。それも上映するのは古くてマイナーな作品ばかり。しかも経営しているのは、若いベンチャー企業の社長。彼はこう語っています。
「私は昔からですね、映画に必要のなのは、特別な場所と時間だと考えているんです。何とかして、その二つを提供できないかと考えていた時に、この物件を見つけましてね。すぐに購入を決めたんです」
 
 それと、もう一つ。この映画館には秘密があって、ある席の床だけ色が違うんです。まあ、補修しただけなんでしょうけど。でもね、なぜかその席に座った人が、話すんですよ。「変な寒気がする」だとか、「何か映画のものでない音がする」とか。後、ここだけの話、不幸にあった人もいるらしいんです。そんなもんだから、ホラー映画上映したらいいんじゃないかって、言われてるんですけどね。そのジャンルだけ絶対放映しないんですよ。何故なんですかね? 他にも、その社長、映画通を自称してるんですけど、エド・ウッドの事聞いたら、エドウィンの事語りだしちゃって。どうしてなんですかね?
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