お題:淡いピアノ 必須要素:バイブ 制限時間:15分 読者:59 人 文字数:525字
[削除]

夕暮れ恋
ピアノにエロスを感じる中学生は僕だけだという自負がある。
だからまだ、誰にも話していない。
放課後、こっそり音楽室へ忍び込み夕焼けに照らされたグランドピアノ。周囲には誰もおらず、ときどき授業で忘れた生徒の落し物が転がっている。

僕はその空間に一人佇み、勃起する性器を学生服の上から優しくまさぐり、そのまま射精する。
それが今の、人生で最も幸福なひとときだった。

ようやくすべての課程が終業し、僕は今日も一人、音楽室を目指す。
あのピアノにエロスを感じるのは音楽担当のせいでもあった。美しく、端正な指先がたまらない。
溢れる妄想を抑えながら音楽室の扉を開いた。

人の気配は無い。
僕はピアノの前に立ち、一緒に夕焼けの陽を浴びながら密かに勃起する。
そして自分の指先を下半身へ誘導したとき、ある音に気づいた。

機械音だ。ブー、ブー、となっている。
音はロッカーの方から聞こえた。
近づき、静かに開く。
音楽担当の先生がいた。
スカートの裾からコードが伸び、その先は先生の手の中にある。
ロッカー内は濡れていた。
先生は紅潮させた顔で僕を見ながら言う。
「いつもあなたで処理しているの。見つかっちゃったね」
僕はただ、はあはあと呼吸を繰り返した。
この作品をツイート

似た条件の即興小説


ユーザーアイコン
作者:地下人間肉球 お題:マンネリな川 必須要素:バイブ 制限時間:15分 読者:22 人 文字数:792字
「国境沿いにそって南を大きく下ってくだされ。その先にお前さんの求めるものがあろう」胸元まで髭を蓄えた老人が言った。眼も見えないほど垂れ下がった眉毛は、老人の顔を 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ハチマル お題:不屈の社会 必須要素:バイブ 制限時間:15分 読者:39 人 文字数:625字
『お客さん、きませんねぇ。』 その声は、本当に本当に心配そうで。プログラミングされたモノとは到底思われない。「うん…。」 来るはずが無いのだ。外は一面の焦土だ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:怪しいむきだし 必須要素:バイブ 制限時間:15分 読者:48 人 文字数:934字
最近よくむきだす。少し早いかもしれないけども、ドコモのショッピングのサンプル百貨店でミカンを箱買いして、毎日朝昼晩完食夜食ブレックファーストとミカンをむきつづけ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:秋牛/七宝明 お題:調和した話 必須要素:バイブ 制限時間:15分 読者:51 人 文字数:718字
お仕事の依頼ですよ、という能天気な声の電話に、レイガは即座に通話停止ボタンを押した。続けて電話が着信を知らせるバイブを続けているが、無視して電源を切る。そして、 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:小説家の小説家 必須要素:バイブ 制限時間:15分 読者:59 人 文字数:1000字
本来の私が、私のことを小説という枠組みの中に登場させるというのは、本来の私の中では結構普通の事だ。よくやる。よくやるっていうかもう即興さんとかはそれしかないんじ 〈続きを読む〉


ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:春の正義 必須要素:バイブ 制限時間:15分 読者:82 人 文字数:836字
春だからなのか、求人情報がぐっと増えた。「でも、そこまではさすがに私もなんともできませんでよ」というのも、ドコモさんにジョブを紹介してくれるのが誕生して、それに 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:せつない蕎麦 必須要素:バイブ 制限時間:15分 読者:89 人 文字数:1115字
お財布から百円玉をとろうと思って、五円玉だったり拾円玉だったりしたことがよくあった。子供のころの話だ。駄菓子屋に行って百円出せば、十分に楽しめる頃の思い出。五円 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
※未完
作者:ドP お題:愛の善 必須要素:バイブ 制限時間:15分 読者:153 人 文字数:169字
小さい頃は、毎週日曜、両親に手を引かれて教会に通っていた。家からバスで15分くらい、ポプラ並木が整然と並んでいる通りにある大学、その隣にこっそり寄り添っているよ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:⊂(( 禁 x 酒 ))⊃ お題:孤独な動揺 必須要素:バイブ 制限時間:15分 読者:87 人 文字数:929字
午前二十七時、枕もとに置いたスマートフォンのバイブレーションが作動した。一度、二度。メールの場合は一度のはずだから、電話だろうか。二通メールが着信したのかもし 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
集客実験 ※未完
作者:抹茶飯盒 お題:ぐふふ、深夜 必須要素:バイブ 制限時間:15分 読者:205 人 文字数:431字
「ぐふふ……」 深夜の公園で、男が一人、何やら怪しげな行為を行っていた。「この木にこうスイッチを取り付けて起動、よし完成だ。」 翌日、深夜。そこは人であふれかえ 〈続きを読む〉

匿名さんの即興 小説


ユーザーアイコン
お運び祭り ※未完
作者:匿名さん お題:ありきたりな男祭り! 制限時間:15分 読者:3 人 文字数:392字
筋肉と筋肉がぶつかり合い、迸る汗が宙を舞って陽光を反射する。「わぁっしょい!」「わっしょい!」と音頭に合わせて気勢を上げるのは半裸の男達だ。 鍛え上げた筋肉を 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:でかい病気 制限時間:2時間 読者:5 人 文字数:495字
この病気は、全部あいつのせい。誰が何と言おうと、絶対に私は悪くない。身体中が熱いのも、甘い妄想で頭が破裂しそうなのも、こんなに胸がジクジクするのも、その胸をかき 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
憎しみの私 ※未完
作者:匿名さん お題:わたしの嫌いな私 制限時間:30分 読者:5 人 文字数:501字
わたしの嫌いな私。そんなもの数えきれないほどある。声の小さな私。おどおどした私。見た目の気持ち悪い私。とにかくいっぱいいる。私はちょっと嫌なことがあった時、そ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
※未完
作者:匿名さん お題:うるさいギャグ 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:462字
おかんは湯を沸かしていた。てきぱき皿を洗ってると思ったらお気に入りのジュリーを流しながらバランスボールだ。万年変わらないその体型の何を変えようと言うのだろうか。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:永遠の小説 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:506字
その部屋の主はいつも本を読んでいる。 学校の教室ほどの広さのその部屋は、壁一面が本棚で覆われ、陽の光が入ってくる場所もない。背表紙が焼けないから好都合だよ、と 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
※未完
作者:匿名さん お題:宿命の豪雨 必須要素:ケチャップ 制限時間:15分 読者:5 人 文字数:361字
豪雨の中で、二人の男が互いに拳銃を突き付けあっている。場所は港の倉庫街。荒れ狂う海を背景に、二人の男は対峙していた。「君はなんとも思わないのか!? ジェーンは 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
危険な殺人鬼 ※未完
作者:匿名さん お題:死にぞこないの殺人 必須要素:サスペンス 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:470字
探偵はバーにいる。そこでタバコを吹かして、仲介屋の歌姫、マドンナから、仕事を紹介されていた。「死にぞこないの殺人鬼? なんだ、そりゃ? 新手のオカルト・ホラー 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:つまらない復讐 制限時間:15分 読者:5 人 文字数:737字
私が真剣に向き合ってきたのに、あなたはいつもただ笑っているばかりで、目を伏せてきた。私が真剣にあなたを愛していたのに、あなたはいつもただ笑っているばかりで、背を 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:緑の能力者 制限時間:15分 読者:7 人 文字数:417字
我輩は別名『新緑の魔術師』とも呼称される『守護者』である。「22番」「・・・・こちらでよろしいでしょうか?」「・・・・・」「五百八十円になります」「・・・・・」 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
※未完
作者:匿名さん お題:メジャーな作品 必須要素:右手 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:427字
俺は子供の頃から野球が好きだった。小学五年生の頃に野球部に入ったが、どうしても他の奴には着いていけなかった。まず、投球がうまく定まらない。俺は左利きで投げるのも 〈続きを読む〉