お題:淡いピアノ 必須要素:バイブ 制限時間:15分 読者:14 人 文字数:525字
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夕暮れ恋
ピアノにエロスを感じる中学生は僕だけだという自負がある。
だからまだ、誰にも話していない。
放課後、こっそり音楽室へ忍び込み夕焼けに照らされたグランドピアノ。周囲には誰もおらず、ときどき授業で忘れた生徒の落し物が転がっている。

僕はその空間に一人佇み、勃起する性器を学生服の上から優しくまさぐり、そのまま射精する。
それが今の、人生で最も幸福なひとときだった。

ようやくすべての課程が終業し、僕は今日も一人、音楽室を目指す。
あのピアノにエロスを感じるのは音楽担当のせいでもあった。美しく、端正な指先がたまらない。
溢れる妄想を抑えながら音楽室の扉を開いた。

人の気配は無い。
僕はピアノの前に立ち、一緒に夕焼けの陽を浴びながら密かに勃起する。
そして自分の指先を下半身へ誘導したとき、ある音に気づいた。

機械音だ。ブー、ブー、となっている。
音はロッカーの方から聞こえた。
近づき、静かに開く。
音楽担当の先生がいた。
スカートの裾からコードが伸び、その先は先生の手の中にある。
ロッカー内は濡れていた。
先生は紅潮させた顔で僕を見ながら言う。
「いつもあなたで処理しているの。見つかっちゃったね」
僕はただ、はあはあと呼吸を繰り返した。
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