お題:黒い尿 制限時間:15分 読者:23 人 文字数:549字
[削除]

振り込め詐欺
先月から俺の身体に異変が起きた。
トイレに入ると黒い尿が出るときがあるのだ。
真っ黒なイカ墨のような色の尿が俺のいちもつから放射されるのだ。
初めて、その黒い尿を見た時、俺は病気になったと思った。
だが、次のトイレは普通の尿に変わっていた。
黒い尿が出るのは、常時ではなく、ある特定の時だということに最近気がついた。
どういう時か? それは俺が誰かに嘘をついたときなのだ。
先月から仕事を替えて、今は振り込め詐欺の手伝いみたいなことをやっている。
年寄りに電話をかけて、嘘を並べてお金を巻き上げるわけだが、その仕事をやった後に必ず、黒い尿が出るようになった。
詐欺の仕事をしないときは、全く正常なんだ。
ところが、詐欺の仕事を始めると尿が真っ黒になる。
詐欺の仕事をすると、俺の腹の中が黒くなり、その黒いエキスが尿となって出てくる。そんな風に考えると実に合理的で腑に落ちる。
だが、こんなことを医者に言うわけにはいかない。
どんな時に、黒い尿が出るんですか、と聞かれて、人を騙すときですとは絶対に言えない。
今のところ、黒い尿が出ても、あそこに痛みはない。
だが、きっと腹の中は真っ黒なんだと思う。
どうすればいいのか。
詐欺の仕事をやめれば、きっと治ると俺は確信しているが、だけどやめられない。
この作品をツイート

似た条件の即興小説


ユーザーアイコン
未完 ※未完
作者:水多 お題:俺と絵画 制限時間:15分 読者:29 人 文字数:849字
その絵画と初めて出会ったのは、去年の夏休みののとだ。 気恥しいからやめろという俺の手を、無理やりひっぱる親父につれられて行った、フリーマーケット。 その片隅に 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:岡田朔 お題:俺と絵画 制限時間:15分 読者:18 人 文字数:709字
目の前のキャンパスに向かうこと十五分。全く何も浮かばない。時計の針は回転し続け、俺から命を奪っていこうとしている。比喩ではない。文字通り命を奪われようとしている 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:DDT お題:都会の表情 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:354字
「深夜2時までにコンビニに持ち込めば、都内ならその日のうちに配達されるよ」同小・同中・同高の幼馴染、大岡が言った。今年の4月に俺たちは揃って、就職した。地元の大 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:雨宮ヤスミ お題:小説家たちの行動 制限時間:15分 読者:12 人 文字数:1214字
「ズル休み! 大人の深夜相談室!」 ラジオDJ・セオドア鳴子が高らかにコーナータイトルをコールする。「このコーナーでは、リスナーのみなさんから寄せられたお悩みを 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
職業動物園 ※未完
作者:かの歌 お題:小説家たちの行動 制限時間:15分 読者:9 人 文字数:398字
午前5時。私はいつもこの時間に起きる。そして7時になるまで机に向かって小説を読む。 7時になり十分腹がすいてきた頃、私は朝食をとる。この日はシリアルが出てきた 〈続きを読む〉


ユーザーアイコン
作者:砂猫 お題:うへへ、成功 制限時間:15分 読者:7 人 文字数:989字
きょう、がっこうでさんすうのしゅくだいがでた。ぼくはさんすうがだいきらいだ。とくにわりざんがにがてだ。やっているとすぐにわけがわからなくなってしまってひとつのも 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:にい お題:小説のジジィ 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:803字
書かれた当初はフレッシュな若者だった主人公も、今では歳をとった。早いうちに読まれれば、全盛期の働きを見せるところが、閉じたページの暗闇に挟まれているうち、足腰 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:あにぃぃ お題:闇の人体 制限時間:15分 読者:12 人 文字数:613字
僕が死んだら、綺麗にして献体にしてよ。そんな風に言う奏太が眩しくて、俺には真似できなかった。自分が死んで、その体を切り刻まれたり、何かの薬に漬け込んで研究された 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:mint お題:去年の唇 制限時間:15分 読者:11 人 文字数:485字
埃っぽい棚周りを小型の箒で一通り叩いてから扉を開いた。去年にここを一時離れてからまともに掃除の一つもしてなかったので、古臭いカビの香りが辺りに舞う。咳を一つし、 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:緒方あきら お題:打算的な天使 制限時間:15分 読者:31 人 文字数:905字
いるはずのない人を探すのです。 選ばれた特別な人を探すのです。 そうして私たちは迎え入れていきます。 天使として。 悪魔として。 神として。 奴隷として。 い 〈続きを読む〉

匿名さんの即興 小説


ユーザーアイコン
お運び祭り ※未完
作者:匿名さん お題:ありきたりな男祭り! 制限時間:15分 読者:3 人 文字数:392字
筋肉と筋肉がぶつかり合い、迸る汗が宙を舞って陽光を反射する。「わぁっしょい!」「わっしょい!」と音頭に合わせて気勢を上げるのは半裸の男達だ。 鍛え上げた筋肉を 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:でかい病気 制限時間:2時間 読者:5 人 文字数:495字
この病気は、全部あいつのせい。誰が何と言おうと、絶対に私は悪くない。身体中が熱いのも、甘い妄想で頭が破裂しそうなのも、こんなに胸がジクジクするのも、その胸をかき 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
憎しみの私 ※未完
作者:匿名さん お題:わたしの嫌いな私 制限時間:30分 読者:5 人 文字数:501字
わたしの嫌いな私。そんなもの数えきれないほどある。声の小さな私。おどおどした私。見た目の気持ち悪い私。とにかくいっぱいいる。私はちょっと嫌なことがあった時、そ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
※未完
作者:匿名さん お題:うるさいギャグ 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:462字
おかんは湯を沸かしていた。てきぱき皿を洗ってると思ったらお気に入りのジュリーを流しながらバランスボールだ。万年変わらないその体型の何を変えようと言うのだろうか。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:永遠の小説 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:506字
その部屋の主はいつも本を読んでいる。 学校の教室ほどの広さのその部屋は、壁一面が本棚で覆われ、陽の光が入ってくる場所もない。背表紙が焼けないから好都合だよ、と 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
※未完
作者:匿名さん お題:宿命の豪雨 必須要素:ケチャップ 制限時間:15分 読者:5 人 文字数:361字
豪雨の中で、二人の男が互いに拳銃を突き付けあっている。場所は港の倉庫街。荒れ狂う海を背景に、二人の男は対峙していた。「君はなんとも思わないのか!? ジェーンは 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
危険な殺人鬼 ※未完
作者:匿名さん お題:死にぞこないの殺人 必須要素:サスペンス 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:470字
探偵はバーにいる。そこでタバコを吹かして、仲介屋の歌姫、マドンナから、仕事を紹介されていた。「死にぞこないの殺人鬼? なんだ、そりゃ? 新手のオカルト・ホラー 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:つまらない復讐 制限時間:15分 読者:5 人 文字数:737字
私が真剣に向き合ってきたのに、あなたはいつもただ笑っているばかりで、目を伏せてきた。私が真剣にあなたを愛していたのに、あなたはいつもただ笑っているばかりで、背を 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:緑の能力者 制限時間:15分 読者:7 人 文字数:417字
我輩は別名『新緑の魔術師』とも呼称される『守護者』である。「22番」「・・・・こちらでよろしいでしょうか?」「・・・・・」「五百八十円になります」「・・・・・」 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
※未完
作者:匿名さん お題:メジャーな作品 必須要素:右手 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:427字
俺は子供の頃から野球が好きだった。小学五年生の頃に野球部に入ったが、どうしても他の奴には着いていけなかった。まず、投球がうまく定まらない。俺は左利きで投げるのも 〈続きを読む〉