お題:反逆の事故 制限時間:15分 読者:16 人 文字数:328字

悲しい反逆
今日、国民に苦を強いる王を倒すはずだった。
剣を、弓を、武器を持つ手が震える。
ある者は泣き出し崩れ落ちる。ある者は怒り、壁を何度も殴った。
玉座にあったモノは大きな大きなコンピュータだった。
圧政者はこれの作り出した幻で実在していなかったのだ。
部屋の奥へと続くケーブルを引っ張りながら辿る。埃の被った圧政者の生命線は重い。
当然ながら何もない。これを引けば反逆は終わり、苦しかった圧政が幕を閉じる。
これまでたくさんの人を殺した。
たくさんの仲間も殺された。
全てこの機械の手のひらの上で踊らされていたことに虚しさを覚える。
これまでやってきたことは無駄だったのだろうか。わからない。何もわからなくなってしまった。
私は思いきりケーブルを引き抜いた。
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