お題:不屈のお天気雨 制限時間:15分 読者:9 人 文字数:607字
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だめですねぇ
今日は6月15日梅雨の日まっただ中である。
僕は雨の日は好きだ、とくに休日の雨が大好きである。
とはいっても僕には休日以外の日なんてものはないのだけれど。

「きぃっと毎日が日曜日」と壁にもたれかかり胡坐をかいて皮肉のように口ずさむ。
そう僕は僕だけは毎日が日曜日なのだ。
毎日めでたい祝日である。
当然毎日が休日なので休みのありがたみなど当然なくいつもと変わらない憂鬱な日々。

家の前にある公園からは子供たちの声は聞こえない。
だから雨の日はすきだ。
自分を外の世界から切り離してくれる。

大声を出して歌っても雨の音は僕の声をかき消してくれるのだ。
明日もし僕が学校、仕事があると考えるだけで不安で押しつぶされてしまいそうだ。

雨は、僕の支えだ。
雨のせいで風邪をひきました。
雨のせいで転んだので休みます。
などの理由を僕に沢山くれた。

心は折れた。
毎日が日曜日。

6月25日
梅雨もそろそろ終わる。
今まで、びしょびしょに濡れて潤ってきた環境がカラッと乾いてしまう。
今まで守られてきた、ものが直射日光をじかに浴びてじわじわと苦しめ始める。

僕を潤わすのは雨の日だけだった。
梅雨の憂鬱な空気が僕の気持ちは晴らしてくれていた。
みんな憂鬱な気持ちをする梅雨の日だけは僕と世界の気持ちは一体化するような気がするのだ。

浮いた気持ちに焦ることなく。
梅雨が終わっても、僕は外は雨だと思い続ける。
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