お題:真実の天使 制限時間:15分 読者:26 人 文字数:294字
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私は嘘が嫌いだった。
残酷で鋭い嘘が嫌い。君のことが事が好き、なんてそんな顔で言われても困る。ずっと一緒に居たいなんて、嘘なんでしょ?

「君の笑ってるところ、一番好きだなぁ」

彼がそう言って笑っていた。貴方の笑顔は私は嫌いよ。そうやって平気でへらへら笑って、何が楽しいの。
それでも毎日貴方に会いに行く私は、ついにおかしくなったのかな。日に日に貴方はやせ細って、笑う顔も力が入らなくなった。

「またね」

そう言った貴方の顔を見れずに帰った。

一番嫌いなのはやさしい嘘

次の日の貴方は、静かに目を閉じていた。最後の最後まで笑っていた、天使の微笑みで

残酷でやさしい真実だった。
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