お題:あいつと家事 制限時間:15分 読者:24 人 文字数:572字

習作63
 おれは今、何故かクラスメートのYと料理を作っている。
 どういう理由でこうなってしまったか。
 それは少し前に遡る。

 「はぁ!?再婚?」

 「そうなのよ、お母さんいいひと見つけちゃってね」

 今まで片親で面倒みてくれた母親の突然の再婚宣言。
 それはそれとして、次に起こることに頭がフリーズすることになる。

 毎日クラスで見る女子のYが、おれの眼の前に現れたからだ。
 彼女の顔も驚いている。
 え?なんで?なんでですか?

 「そうそう、今日からYちゃんと一緒に住むことになるから」

 おれは叫んだ。

 そして今に至る。
 母は突然の用事ででかけてしまった。朝まで帰らないという。

 一体全体どういうことだよ。
 頭に理解が追いつかない。

 母がいなくなってしまったので夕飯をどうしようかと悩み、手持ちもないので自炊することにした。
 とはいえ不器用なおれを見かねてか、Yが手伝ってくれたのだ。
 テキパキと手を動かしている。ポニーテールが左右に揺れた。
 今まで父親に料理を作っていたのでお手のものだそうだ。

 とはいえ、どんな状況だよ。
 クラスの美少女Y。
 おれは遠くから眺めるだけでほとんど話したことがない。
 そんな彼女と今一緒に料理を作っている。
 しかもひとつ屋根の下で。

 これからどうなるおれ。
 
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