お題:右の彼女 制限時間:1時間 読者:12 人 文字数:1127字
[削除]

左の彼氏
相沢心(16)
安川明人(16)
生徒A・男
生徒B・男
生徒C・女

○旅館の宿泊部屋
   5、6人分の布団が畳まれている部屋。
   部屋に、男女のグループ合わせて8人がクジを囲んで、ゲームをしている。
   その中に、相沢心(16)と安川明人(16)がいる。
生徒A「次の告白は、安川!」
   周りの生徒が、安川に向かって楽しそうにはやし立てる。
生徒B「安川には嫁がいるもんな。つまんねーよ!」
生徒C「早く終われ―!」
   照れながらも手を振って、おちゃらける安川。
   緊張する心に、友達が落ち着かせるように背中に手を置く。
生徒A「じゃあ、安川が好きなのは~~」
   周りの生徒たち、盛り上げるように手を打つ。
安川「相沢」
   全員、心の方を見て、回答をワクワクと待っている。
心「私は……」
   長い沈黙。
   見かねた生徒Cが、強い口調で男子に
生徒C「あんたら、心困らせるんじゃないわよ。担任だって知ってるんだから。公認よ! 公認」
生徒B「なんだよ、つまんねー」
   周りの生徒達、不満そうに文句を言い合う。
   心、俯く。安川、心の横にきて、不満そうに心の腕を強めに引く。
安川「相沢、来て」
   心と安川部屋を出ていく。生徒Cは心配そうに見送る。

○廊下
   非常灯がともっている。時計の針の音が鳴り響く。人通りがない。
安川「なんで、答えてくれないの?」
心「ごめん……」
安川、溜息をつきながら、
安川「あやまって欲しい訳じゃないんだけど。俺の事、好きじゃない?」
   心、首を横に振る。
安川「やっぱり、言わない」
   心、居心地悪そうに俯く。
安川「俺は、相沢と何でも遠慮せずに言い合えるようになりたいのに。相沢はいつもだんまりだ」
心「だって、みんなにペラペラしゃべるのは恥ずかしいよ」
安川「そう」
   安川、時計を見る。
安川「部屋に戻ろう。皆に心配するよ」
   心、歩き出した安川の後を追う。

○旅館の宿泊部屋
   賑やかなゲームが続いている。
   心、こっそりと友達Cの隣に座る。
   友達C、心をちらちらを見る。
   心、友達Cに困ったように微笑みかける。
生徒A「次の告白は、なんと、相沢だ!」
   部屋の生徒達が、一斉に心を見つめる。
心「私は……」
   心は、目を泳がせる。わずかな沈黙のあと、
   心は照れて慌てるように、安川を見つめて、指を指す。
   心、勢いよく顔を両手で覆う。
   安川、心の反応を見て照れる。
生徒B「お前ら、青春してるなー!」
生徒C「爆発しろー」
   周りの生徒が、心と安川を冷やかす。賑やかな笑い声が部屋に響く。
この作品をツイート

似た条件の即興小説


ユーザーアイコン
作者:NAO お題:緩やかな草 制限時間:1時間 読者:12 人 文字数:2109字
目を開けると空。青々とした色彩が眼球を色鮮やかに刺激した。これほどまでに美しい目覚めは初めての体験だった。何せ野宿などした事がない私としては青空での目覚めは未経 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:NAO お題:勇敢な私 制限時間:1時間 読者:13 人 文字数:1708字
この世で苦手なものが二つある。オカルトとか残虐描写だ。私は幼稚園の頃、アニメの怖い場面を見てしまった事がある。暗い廊下で脅かされた事もある。怪談を聞いて夜眠れな 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:たこさん お題:勇敢な私 制限時間:1時間 読者:9 人 文字数:1220字
<人物>B男(13)学生A子(12)B男の同級生小太りの女子生徒(12)不良(14)<本文>○スクール教室 賑やかな休憩時間。 A子が多くの男子学生に囲まれてい 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:桃谷 華 お題:記憶の瞳 制限時間:1時間 読者:6 人 文字数:1613字
君は、いつだってそうだ。 俯きながら、それでもしっかりとこちらを睨みつけた少年が、私に言う。見覚えの無い、10歳ぐらいの少年。つやつやの少し赤みがかったこげ茶 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:NAO お題:阿修羅山 制限時間:1時間 読者:17 人 文字数:2150字
年老いた男が奇怪なものを見る顔をした。だが、それは仕方がない事だ。「あんた正気かい」「そう言われても無理はないですね……」申し訳なさそうにそう言ったのは、いかに 〈続きを読む〉


ユーザーアイコン
作者:NAO お題:軽いにわか雨 制限時間:1時間 読者:15 人 文字数:2137字
祖父が二週間前に亡くなった。葬式は親族間で慎ましく行われ、滞りなく埋葬まで済ませた。僕は学校から帰った後は体を動かすのが趣味だ。とにかく走ると忘れられる。怒られ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:たこさん お題:ありきたりな豪雨 制限時間:1時間 読者:11 人 文字数:401字
<人物>田村美子(40)バーの店主藤堂春樹(45)バーの客<本文>○バー「サファイア」店内客がいない店内。田村美子(40)がカウンターで酒を飲んでいる。藤堂春樹 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:NAO お題:汚れた牢屋 制限時間:1時間 読者:14 人 文字数:2068字
目を開けると闇があった。薄暗い闇が空間を支配しているのを僕は感じた。明かりはない。明かりが見えない。闇だけだ。絶望的な孤独がこの世のどんな毒よりも蝕んだ。ただし 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:たこさん お題:黄色い挫折 制限時間:1時間 読者:13 人 文字数:378字
<人物>英雄(18)大学生豆代(16)英雄の彼女<本文>○公園家族連れが多い公園。英雄と豆代、ベンチに座っている。英雄、豆代から渡された弁当を広げる。弁当の中に 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:NAO お題:やわらかい殺人 制限時間:1時間 読者:16 人 文字数:1367字
散らかった部屋の中に入ると、粘土状の死体があった。死体は人の形をしていたが、薄い橙色をした粘液の塊となっていた。ぬめった人の形がちゃぶ台から離れた位置で不自然に 〈続きを読む〉

匿名さんの即興 小説


ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:愛の「えいっ!」 制限時間:15分 読者:2 人 文字数:497字
世界の終わりを告げるかように太陽の照りつける夏。深水愛はただ一人海に向かった。彼女の抱える鞄は恋人だった男がプレゼントしてくれたものだ。中身も同様に元恋人のプ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
エイの愛 ※未完
作者:匿名さん お題:愛の「えいっ!」 必須要素:プチ整形 制限時間:15分 読者:2 人 文字数:436字
そのエイは意を決して海底美容外科に飛び込んだ。出迎えたのは白衣を着た初老のシュモクザメだった。気怠そうに安楽椅子に座り、左右に広がった頭部の両端に据えられている 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:愛、それは恋人 必須要素:TOEFL 制限時間:15分 読者:5 人 文字数:543字
「ねぇ、あなたは誰?」…はっと目を覚ます。夢を見ていた。誰か、それも自分が見たことも聞いたこともない、現実では知り得ない女性の。「お前が誰だよ…?」大学生活を快 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:僕の嫌いな絶望 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:269字
まあねこんな事やってるからこの暇つぶしする前の僕の嫌いな絶望やんと思った人は帰りの会で先生にいいまーすこのくだり知ってる人はマキシマムザホルモン知ってる人だとか 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:俺とキス 必須要素:義眼 制限時間:1時間 読者:5 人 文字数:2158字
「...なあ」彼の義手を手入れしてる私を見て、呆れたように彼が言った。「なに?」「こんな俺と居て、気持ち悪くねーの?」「...さあね。少なくとも、今君から離れた 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:斬新な青春 制限時間:4時間 読者:5 人 文字数:1444字
私が、十五,六の頃だったか。私の祖父母の家の近所には鬱蒼とした雑木林があった。光が差さず暗いことから、化け物林と呼ばれていたこと、そこに私に恋した一人の女性が 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:理想的な春雨 制限時間:30分 読者:3 人 文字数:746字
アジア地域でよく食べられるものらしい。原料は、国によって違うが、芋デンプンや緑豆デンプンなどから作られる。その人の好みによって、理想的な春雨が違うということだ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:名付けるならばそれは誤解 制限時間:15分 読者:5 人 文字数:219字
「明日、また会いにきますね」それが、彼女……木古内楓が僕に残した最後の言葉だった。その「明日」は、猛吹雪という天候で訪れた。まるで、襲いかかるように吹き付ける雪 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:来年の団欒 制限時間:15分 読者:15 人 文字数:913字
「来年はどうなってますかね、ここ」「また難しいこと言うね」カートを押しながら後ろをついて回る彼女に、私は手に取ったサバ缶のラベルを読みながら返事をした。随分と長 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:ダイナミックな独裁者 制限時間:30分 読者:3 人 文字数:984字
日本国政府が、肝入り政策として、Cool-Japan輸出を積極的に行っている。ゲーム・アニメ・マンガといった日本国特有のサブカルチャーが中心だ。その中に、"ダ 〈続きを読む〉