お題:やわらかい王子 必須要素:1000字以上 制限時間:15分 読者:25 人 文字数:732字
[削除]

卵王子 ※未完





「やあ。......どうやら君が、噂のお姫様のようだね」
 
 困惑している。どうすればいいのかわからないしこの状況に脳の理解が追いついていないし何よりも自分が何を見ているのかこれは一体、ああもう頭が。
 本当に何一つわけがわからないので、とりあえず一つ一つずつ整理していこう、と思う。一先ず視界を一時遮断し、今度は聞こえてくる声によく耳を傾けてみる。
 まずは声から。

「あれ、どうかしたのかい、きゅっと目を閉じて......もしかして具合でも悪いのかな?」

 おいそれお前のせいだ。
 聞こえてくる声に一切の違和感はない。恐らくは二十代前半であろう位の、若々しくも凛々しい声。おとぎ話に出てくる様な王子様の声、といえば中々に近しいイメージだろうか。
 
 とはいえ、声だけではやはり判断しがたい。これは明らかに『人間の男性』が発したものであり、その他の何者でもないことは明らかだ。けれど、この部屋にいるのは私一人なはずだ。それらを踏まえた上で判断するならば、私の気がつかぬうちに男の人が部屋に侵入していることになる。
 やだそれ怖い。

 それならばさっきの光景の方がマシなのでは、と。
 そう考えてもう一度、まさかさっきの自分の見たものは本当なのか、それとも幻か何かでも見ていたのかと。
 それを確かめてやるべく、大きく目を見開いて。


「................ああ、間違ってないなぁ......」

 
 眼前のテーブル、その上にちょこんと置かれた小皿。
 その更に真ん中、卵が座っていた。

「どうかしたのかい、私でよければ力になるよ?」
 
 喋っていた。

 ......とりあえずお昼ご飯には、たまgご飯を。
 

 
 
この作品をツイート

似た条件の即興小説


ユーザーアイコン
人気者ソウタ ※未完
作者:ミズノガク@即興小説82日 お題:群馬の子犬 必須要素:1000字以上 制限時間:15分 読者:47 人 文字数:666字
オイラはソウタ!人間にそう呼ばれている。楽しいことが大好きで、身体を動かすことも大好き!だから、人間と遊ぶのはすっごく大好き!!おっ、今日は近所の太郎が遊びに来 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:小伏史央 お題:不屈の軽犯罪 必須要素:1000字以上 制限時間:15分 読者:64 人 文字数:1126字
とんでもないとんでもない。飛んでも無いどこにもない。一変・大変・状況・改変・回転・雷鳴・時間が変わった。どんとんどどんと鐘が鳴る。あれは108n個の煩悩だ。こ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:志鳥ふみか お題:昨日の悪魔 必須要素:1000字以上 制限時間:15分 読者:99 人 文字数:1353字
散らかり放題の自分の部屋を見て、溜息を吐いた。 嘆いても仕方がない。今日もあの小悪魔どもはやってくるのだ。被害を最小限に食い止める努力はせねばならぬだろう。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:evening お題:昼の慰め 必須要素:1000字以上 制限時間:15分 読者:118 人 文字数:1408字
燦々と注ぐ真昼の光を透かして、薄紙のような朱色の花は燃え立つように鮮やかだった。 危険動植物管理課が所有する植物園の、門から最も遠く離れた位置にその花畑はある 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ふす お題:斬新な道のり 必須要素:1000字以上 制限時間:15分 読者:111 人 文字数:809字
このまっすぐな道を進めば初まりの村に着くと本能が告げている。と、言うよりはゲーム界では割とお約束というものだと思っていた。本能はそう、告げているのに、目を覚まし 〈続きを読む〉


ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:犬のパイロット 必須要素:1000字以上 制限時間:15分 読者:110 人 文字数:1021字
家のベランダからすぐ下のところには公園がある。その公園には遊具があって、結構広い。日曜とか子連れ狼・・・子供を連れたママさん方などで、結構賑わっている。まあ私も 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:抹茶飯盒 お題:愛と死の成熟 必須要素:1000字以上 制限時間:15分 読者:144 人 文字数:1041字
「君が好きだ……。」「ええ、私も……。」 暗い部屋の中で、一組の男女が抱き合っていた。 翌朝。男は死体となって発見される。「ナイフで一突きってえ所か……。」「え 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:れいら@暗教余韻 お題:純粋な顔 必須要素:1000字以上 制限時間:15分 読者:115 人 文字数:831字
あなたはなんて美しい人なんでしょう。歯の浮くようなお世辞。貼り付けたような笑顔。そんなもので私に気に入られようとしても無理に決まっている。世の中そんなに甘くない 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
※未完
作者:nur155 お題:茶色い境界 必須要素:1000字以上 制限時間:15分 読者:144 人 文字数:588字
小さい頃、想像遊びをするのが好きな子供だった。授業中や、休み時間に友達と遊んでいるときでも、ふと気づくと想像の世界に入ってしまい、人の話を聞いていないなんてい 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:タム~ お題:怪しい昼食 必須要素:1000字以上 制限時間:15分 読者:193 人 文字数:415字
「今夜見た夢の感想を1000字以内で述べよ」これが今日の俺の宿題。 だと言うのに……俺は今日布団で目を覚ました時、夢の事について何も覚えていなかった。 「…… 〈続きを読む〉

匿名さんの即興 小説


ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:憧れの兄 制限時間:15分 読者:2 人 文字数:648字
ぼくはね、兄さんが羨ましかったんだ。 明るくておしゃべりが上手で、友達がたくさんいて。宿題をサボったことなんてなかったし、授業で当てられても、いつもきちんと答 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:激しい火 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:53字
激しい火が燃えたぎっている。夏菜子はなにもかも捨てると決意したのだ。決別したい過去も愛しい想いも...。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:残念な遭難 制限時間:15分 読者:5 人 文字数:557字
「あれ?あれ?………ここ、どこぉ?」少女は真っ暗闇の中、手探りで洞窟をはいでて、あたりをやみくもに見まわした。――あたしは勇者。邪神を討伐してきた伝説の勇者。一 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:走る火 制限時間:15分 読者:3 人 文字数:610字
目の前を、火が走っていった。 時刻は深夜。季節は夏。場所は墓地。怪奇現象が起こるのにはこれ以上無い絶好のロケーションに、今まで考えていた事も忘れて背筋が凍った 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:淡いコンサルタント 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:936字
「淡いコンサルタント? コンサルタントってあのコンサルタントでしょう? 人に意見とか言ったりする……。それのが淡いってどういう事やねん」 思わず関西弁になってし 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:熱い小説家たち 必須要素:離婚 制限時間:15分 読者:3 人 文字数:775字
僕たちには、これといった収入がない。自分が書けば、お金が儲かる。そういう仕組みの仕事をしているんだ。でも仕事をしなければ、何も収入がないわけだ。しかし、認められ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:初めての勇者 制限時間:2時間 読者:3 人 文字数:364字
初めての勇者。そんな言葉を僕は口にした。勇者とはなんなのだろうか。優しい人が全員勇者なのか?はたまたみんなが勇者なのだろうか?僕は知らない。そんなこと、誰にだっ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:わたしの嫌いなところてん 制限時間:15分 読者:3 人 文字数:481字
会社の上司が俺の近くに住んでいることがわかった。その上司から休みの日に「遊びに来い」と誘われてお邪魔したのが昨日だった。上司は夫婦仲がいいことで評判で、しかも 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:気高い牢屋 制限時間:30分 読者:1 人 文字数:532字
政治家になると決めたとき、牢屋で1日過ごす体験ツアーに参加した。私にとって必ずためになる経験であると判断したからだ。"何もないことを恐れてはならない" 牢屋と 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:戦艦のもこもこ 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:867字
女の子の道は険しい。 まず、可愛くなればならない。太ってはいけないし、日焼けしてはならない。気が利いて優しくて料理が上手でなければならない。いつもニコニコして 〈続きを読む〉