お題:純粋な遭難 制限時間:15分 読者:34 人 文字数:449字

習作39 ※未完
 雪。雪。雪。
 四方八方どこまで行っても雪しかない。
 完全に迷ってしまったようだ。

 携帯を確認する。当然のように圏外だ。
 恐怖で鼓動が早くなる。
 もし、このまま救助されなかったら。その先にある現象を考えてしまう。

 雪に足を取られながらも必死に歩いた。
 嫌だ、こんなところで死にたくない。
 いつの間にか夕陽が落ちようとしていた。
 このまま日が沈んでしまったら、俺の命も沈んでしまう。

 そう思い、絶望に落ちようとした刹那、前方に明かりが見えた。
 急くようにそこへ走る。
 ログハウスが見える!暖かそうな明かりが漏れている。助かった!

 この奇跡に感謝しつつドアを叩く。

 「もし!誰かいませんか!」

 鍵が開く音がして、木が軋む音と同時にドアが開く。
 雪のように美しい女性がいた。

 「突然すみません!遭難したんです!泊めていただけませんか!」

 「そういうことでしたら、いいですよ」

 彼女はにこりと微笑んで俺をいざなった。
 ドアが締まった。
 そして
 
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