お題:大きなゲーム 必須要素:オタク 制限時間:15分 読者:28 人 文字数:1017字

オタク使ってねえ
個人的にはゲームキューブの四角い感じが好きである。それに鈍器になるし。だからゲームキューブを振り回して敵を倒していくゲームがあったらいいのにと思う。

無いんだけども。

昔まだプレイステーション無印のころ、私はその年の誕生日にメモリーカードを買った。プレステもないのに買った。で、今こうしてそのことを書いてみると、かなり悲しい感じがある。当時の私はゲームを持っていなかったので、人の家でゲームをやっていたんだけども、メモリーカードも人様のメモカーを拝借させていただいており、人様のメモカーに自分のデータが間借りしているような状態で、ゲームをやるだけだったら、まだそんなに気にもしなかったのだけども、データもとなると、かなり申し訳ない気持ちがあって、それで買ったのであった。

ソニーの純正のやつじゃない、なんか花柄のひまわりだったんじゃないかと思うんだけども、そういうメモリーカードを買った。二千円くらいした。当時の私というのはとてもお金が無かったので、二千円でも、かなりの感情の高ぶりがあった。感情の波が相当きた。

「プレステもないのに買う?本当に?頭がおかしいよ?」
レジに持っていく際、頭の中の私が私に向かってそういうことを言った。しかし私としてはおそらく、データだけでも自分で所持することで何か特別な感じがほしかったのだろうと思う。所有権とでもいうのか、なんか知らないけども。

とにかく人の家でやるゲームのためにメモカーを買った。

そんで、人の家でヴァルプロの無印のゲームをやったとき、自分のデータを買いたてのほかほかのメモカーにセーブした時、衝撃の事実を知った。

「え?ヴァルプロってデータ二個使うの?」
使うんだって。

私はその時初めて知った。

ゲームを持っていなかったため、私はそのような情報など知りえなかった。

その友人はその時まで私に黙って、他人のゲームデータを二個も使わせてくれていたという事である。

「なんか、え?マジで?え?大丈夫だった?」
メモカーは十五個までしかセーブできないはずであった。

「うん、一個消したけども、大丈夫、やってないゲームだったから」
その友人はそう言った。

私は自分でゲーム機も買おうと思った。

バイトをするきっかけになったのはこういう事件があったからだ。

ヴァルプロの初代はとても面白いけども、データは二個使う。当時の私達に二個はとても大きいゲームである。
作者にコメント

似た条件の即興小説


ユーザーアイコン
作者:かたぎり お題:スポーツの喜劇 必須要素:オタク 制限時間:15分 読者:32 人 文字数:257字
スポーツの喜劇バーゲンというのは戦場。僕はそう思うよ。開始と同時にお目当ての服へまっしぐら入り口で半数は脱落一番安い服は店の奥にあるからね彼は自慢気に語る彼は演 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:のら お題:あいつの罪人 必須要素:オタク 制限時間:15分 読者:58 人 文字数:1111字
柔らかな日差しが照りつけてくれていると言うのに、最高の気分から一転最悪の気分にとって代わられたこの腹立たしさをどう表現すればいい。天気のいい日には散歩をしたく 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:出来損ないの民話 必須要素:オタク 制限時間:15分 読者:81 人 文字数:1319字
昔々あるところにアキハバラがありました。 世界でも有数の聖地であるこの古都には、毎年億を超える信者が聖地巡礼に訪れていました。 アキハバラといえば皆さんご存知 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:出来損ないの民話 必須要素:オタク 制限時間:15分 読者:85 人 文字数:858字
俺の住む土地には伝わっている話がある。 ひんぬ―教だ。 ひんぬーを愛し、ひんぬーを崇め、ひんぬーにムシャぶりつく。 産声を上げた時からおっぱいが好きで、おっぱ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:出来損ないの民話 必須要素:オタク 制限時間:15分 読者:73 人 文字数:675字
オデュッセウス率いる船団は、とある島にたどりついた。 長い航海の果て、船員はみな疲労し、オデュッセウス自身もまた、病に侵されていた。「よいか、原住民に後れをと 〈続きを読む〉


ユーザーアイコン
作者:ぺこ お題:記録にない貯金 必須要素:オタク 制限時間:15分 読者:87 人 文字数:362字
男は高校卒業してから、外にでたことがなかった。出なくても困らないんだと聞いた。高校生活では、根暗でもなくごく普通に友人とバカ騒ぎしてひんしゅくを買う程度ではあっ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:まろやかに傾く人 お題:どうあがいても多数派 必須要素:オタク 制限時間:15分 読者:102 人 文字数:400字
世界は変わってしまった。 家の外を歩くと、人どころか自動車すら見かけない。 皆、家の中にいるのだ。 家の中で、ひたすら夢におぼれている。 あるものは過去の青春 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:保湿 お題:有名なギャグ 必須要素:オタク 制限時間:15分 読者:116 人 文字数:549字
日本で一番有名でギャグといえば志村けんがやっている水平にした片手を首のあたりにもってきて顎をつきだすものであるとか、ダンディ坂野がやっている両手を拳銃の形にして 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:恵洲英知 お題:僕の好きな僕 必須要素:オタク 制限時間:15分 読者:142 人 文字数:299字
「わたし」の朝は早い。部屋の片隅にある洗面台で顔を洗い、歯を磨く。前髪をカチューシャで留め、化粧水と乳液を塗る。そのまま、化粧を仕上げてしまってから今度は髪を整 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:不幸な事故 必須要素:オタク 制限時間:15分 読者:165 人 文字数:297字
僕はオタクだ。何のオタクかというと事故オタクだ。そういった情報を収集するのがたまらなく好きで、僕は毎日事故が起きた交差点各所へ出向く。休日は一日中、本当に朝から 〈続きを読む〉

和委志千雅の即興 小説


ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:苦い流刑地 必須要素:主人公が誰かを愛す 制限時間:15分 読者:15 人 文字数:989字
とても重大な罪を犯したとして、なんか島に流刑された。「ええー」って思った。その島はWi-Fiはどうなっているんですか?って思った。しかしそれを言ったら逆鱗に触れ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:官能的な夕飯 必須要素:山田 制限時間:15分 読者:17 人 文字数:1022字
家に帰ってドアを開けると、南国みたいな植物が玄関先に鉢植えで置かれていて照明がピンク色だった。だもんで最初、やべ間違えた。って思った。帰る家を間違えたってドキッ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:ひねくれた何か 必須要素:1500字以上2000字以内 制限時間:15分 読者:19 人 文字数:779字
そもそもが深くはないが、思考を巡らせて、思考の中にもぐって始める即興小説。ではあるのだけども、本日は余裕がありません。私のスケジュール的な話とは違います。必須要 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:紅茶と川 必須要素:コーヒー牛乳 制限時間:15分 読者:27 人 文字数:974字
世の中には不思議な事がたくさんあるという話を聞く。最近聞いたのは、うちの実家のほうにある雄物川(最近大雨で氾濫しているらしいやつ)のさらに支流に紅茶の味がする川 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:いわゆる内側 必須要素:ノリツッコミ 制限時間:15分 読者:29 人 文字数:1073字
体内の水は三週間から四週間で全部入れ替わるらしい。あ、期間に関してはあやふやですので、本気にしないでください。十五分でやってますので、グーグルで調べている余裕も 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:熱い地下室 必須要素:全力のエロス 制限時間:15分 読者:14 人 文字数:871字
ザ・タワーの2を子供のころにやった。その当時まだパソコンを持っている環境というのは珍しいものであった。少なくとも私の周りではそういう感じだった。インターネットに 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:シンプルな性格 必須要素:英検 制限時間:1時間 読者:22 人 文字数:3088字 評価:1人
死んでから天国に向かう道中と、精子が卵子に向かう工程というのはある種似ている部分があると思う。あ、そういう風に考えたのは私が死んだからなんだけども、死ぬまではそ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:大きなゲーム 必須要素:オタク 制限時間:15分 読者:28 人 文字数:1017字
個人的にはゲームキューブの四角い感じが好きである。それに鈍器になるし。だからゲームキューブを振り回して敵を倒していくゲームがあったらいいのにと思う。無いんだけど 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:つらい土 必須要素:ポテトチップス 制限時間:15分 読者:20 人 文字数:1058字
歯が取れた。下の歯は屋根の上に投げて、上の歯は土に埋める。みたいななんかそういうのがあったような気がする。乳歯に限った話だったような気もしないでもないが、とにか 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:壊れかけのドア 必須要素:セリフ無し 制限時間:15分 読者:36 人 文字数:931字
リサイクルショップに行くと、ピンク色のドアが一枚売られてて、それはもう完全にあのドアだった。青い狸の出してくるドアだった。どっからどう見てもあのドアだった。セリ 〈続きを読む〉