お題:わたしの嫌いな昼食 制限時間:15分 読者:59 人 文字数:275字

習作38
 私は揚げパンが苦手だ。
 手と口が汚れるし、口を大きく開けてもかじりきれないからだ。

 今日の給食の献立には揚げパン。
 クラスのみんなは好きみたいで、とても喜んでいる。

 トレーに乗せられたそれらを見て、少し悩む。
 揚げパン以外からもくもくと食べる。

 「お、S、揚げパン食べないの?ならおれにちょうだい」

 同じ机のグループのNが私に声を掛ける。
 Sは活発で食欲旺盛な男子で、クラスの人気者だ。

 「いいよ」

 揚げパンを彼に渡す。

 揚げパンは苦手だけれども、Sと話しをできるきっかけになるのは、うれしいかもしれない。
  
作者にコメント

似た条件の即興小説


ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:フニャフニャの口 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:263字
「ほへほへほへほ、ふみゃふみゃふみゃみゃー」「だめだ、全っ然わからない」 突然口周りの筋肉が弛緩してしまいろれつが回らなくなってしまう奇病、通称『フニャフニャ口 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
悲しき種族 ※未完
作者:いつもみんなにミニラ お題:思い出の同情 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:768字
帰りの道中、私は思い出す。あれから数時間はたったが、未だに彼らの言葉に私は打ちのめされていた。 「そんで最後は暴走するマシーンの下敷きになっちゃったよ。おかげで 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:夏の理由 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:411字
ここにいる意味は何か。夏は残酷だ。俺の大切な仲間をどんどん奪っていく。親に、友に、彼女だ。3年前の今日。親が通り魔に遭遇して×された。あのときに見た親の顔はどん 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
来年のこの日 ※未完
作者:akari お題:夏の理由 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:318字
深い青に立ち上る大きな入道雲。ひっきりなしに聞こえる蝉の声に包まれながら、私はぼんやりと空を眺めていた。 ――終わっちゃうなあ……。 今年も何事もなく過ごして 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:akari お題:朝の理由 制限時間:15分 読者:8 人 文字数:330字
紙と鉛筆が擦れ合う音に私は目を覚ます。目を開ければ、昨日と全く同じ光景が目の前に広がっていた。 煌々と光る勉強机。かりかりと削れる鉛筆と黒く染められていくノー 〈続きを読む〉


ユーザーアイコン
節目 ※未完
作者:匿名さん お題:うるさい黒板 制限時間:15分 読者:2 人 文字数:204字
色とりどりのチョークで描かれたイラスト。とりとめのない絵ばかりだが、見つめていると自然に視界がぼやけてくる。 この職に就いてしばらく経つが、この日ばかりはいつ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
つれづれと ※未完
作者:匿名さん お題:幸福な多数派 制限時間:15分 読者:3 人 文字数:315字
朱に交われば赤くなる。ことわざにもある通り、集団の力は非常に強い。 どんなに自分を貫こうと足掻いても、嵐になぎ倒される樹のごとく、いつの間にか周りに馴染む自分 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:捨てられた春雨 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:389字
「……だめかぁ」 今回も失敗。私はため息をつきつつ、ごみ箱に作ったばかりのそれを投げ入れる。中を覗けば手つかずの料理が堆く積み上がっている。できる限り自分のお腹 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
饗宴 ※未完
作者:匿名さん お題:楽しい葬式 制限時間:15分 読者:2 人 文字数:355字
目の前でどんちゃん騒ぎが繰り広げられている。棺桶の周りで、踊り、歌い、ただ騒ぐ。皆、喪服を着ているというのに、厳粛な空気など微塵も感じられない。 ――どういう 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:破死竜 お題:とんでもない耳 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:821字
わたくしがこれからするお話は、とある若者の物語です。 彼は、三人兄弟の末っ子で、そして、母は早くに死に、父と四人で暮らしておりました。 ある日のこと、その国の 〈続きを読む〉

夢路の即興 小説


ユーザーアイコン
作者:夢路 お題:知らぬ間の牢屋 制限時間:15分 読者:23 人 文字数:151字
首筋に落ちた冷たい水滴で目が覚めた。堅い床に面した体が痛い。どこだ、ここは。薄暗い視界の中、どうやらここは牢屋であるらしいことを確認した。何せ、眼の前には、鉄の 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
習作110 ※未完
作者:夢路 お題:シンプルなネット 制限時間:15分 読者:16 人 文字数:242字
「ねぇねぇ、Aはさ、SNSやってないの?」そう突然聞かれて面食らう。わたしの席の隣で、何人かの友達と話していたEがふとこちらを向いて、そう質問してきたのだ。「… 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
習作109 ※未完
作者:夢路 お題:汚い馬鹿 制限時間:15分 読者:16 人 文字数:142字
あるところに一人の少年がいた。どこにでもいるストリートキッズ。生まれはゴミ溜め。名前もない。誰からも馬鹿にされ、蔑まれた。生きるため、生き残るため、彼は何でもし 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢路 お題:臆病な同性愛 制限時間:15分 読者:21 人 文字数:382字
携帯電話のメッセージの履歴を見る。彼女から、何件ものメッセージが来ていた。心がぎゅうと締め付けられた。わたしとあの子が仲良くなったのは、学校で同じクラスになっ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢路 お題:捨てられたぺろぺろ 制限時間:15分 読者:20 人 文字数:440字
雨の中に、それはいた。汚れだらけで弱々しく佇んでいた。わたしもその時、とても弱っていた。彼氏に振られて、顔面泣き腫らして。メイクも溶けてぐちゃぐちゃになってい 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢路 お題:素朴な勇者 制限時間:15分 読者:22 人 文字数:370字
自然豊かで穏やかなこの世界に、突如として魔王と呼ばれる存在が現れた。魔王は人間に仇なす存在、魔物を世界中に放ち、世界を混乱の渦に落としていた。 この異物に対し 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢路 お題:くさい動機 制限時間:15分 読者:16 人 文字数:305字
ドアを叩く音が聞こえる。 おれは焦った。やつら、とうとうここまで来やがった。 何度も強くドアが叩かれる。 逃げなくては。 おれは着の身着のまま窓からこっそりと 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢路 お題:赤い熱帯魚 制限時間:15分 読者:22 人 文字数:236字
水槽に赤い影が走る。 薄暗い室内。水槽からぼんやりと漏れる光が唯一の光源だった。 色とりどりの小魚が群れて縦横無尽に水槽の中を泳いでいる。 この時が唯一の癒や 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
習作103 ※未完
作者:夢路 お題:悲観的な冤罪 制限時間:15分 読者:21 人 文字数:288字
「おいテメー何しやがる」 手首をきつく握られる感触に心臓が高鳴る。 敵意のこもった声が誰に向けられたかはその感触ですぐに分かった。「この、痴漢野郎!!」 怒鳴り 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢路 お題:熱いサラリーマン 制限時間:15分 読者:23 人 文字数:439字
「おはよう!今日もいい日だな!」 今日も鼓膜を震わせる大声のあいさつが聞こえた。 おはようございます、と返す。 声の主は目から炎でも出ているかのように煌めかせ 〈続きを読む〉