お題:綺麗な奈落 必須要素:ホモ 制限時間:1時間 読者:39 人 文字数:2915字 評価:0人

シンヤですと答えた。
つい最近、必須要素:ホモを体験したばかりであったため、ホモに関しての使い方をその時考えていた。
「自分の事をホモサピエンスです!っていうのよ。そんで・・・」
その十五分の話を書いた際もう一個やりたいことがあったんだけども、十五分という時間の壁を破れずにそちらの方は出来ていなかった。一時間だったらできるかもしれない。
「sexは男ですっていうのがやりたかったんだよなあ・・・」
sexは性別のsexです。ユニセックスとかいうでしょうあれあれ。

最近、即興さんでは必須要素とお題を早々にクリアする話にはまっている。最初の一文でクリアしてしまって、召喚酔いに影響されませんでした。みたいな事を書いてあとは軒並み自由な感じで書き進めるという行為にはまっている。最後までお題を使えずに秒読み段階に至って、泡を吹きながら何とかしなきゃ何とかしなきゃってやっているのに比べて余裕がある。余裕が素敵だ。余裕があると肩の力も抜けるし、指の動きもいつもよりも滑らかな感じがある。わかりやすく言えば十五分で千文字超える。
ちなみに以前の私というのは、
「早々にお題と必須要素を書くのはなんか、なんだろうなあ・・・」
って言っていたけども、今にして考えてみたらあほであった。最初に書かずに、どこで出るかわからない風にしようとしていたのには、
「お題と必須要素の使い方がうまいなあ」
って言われたいっていうのがあったんだろう。高望みであったと思う。
お前には無理だ。ともっと早く誰かが、例えば私に厳しい私の姉とかみたいな人が「お前はとても馬鹿なんだから無理するな」と、言ってくれていたらもっと早く気が付いていたかもしれないが、しかし他人のいう事を素直に聞けない私であるから、もしかしたらそういうことを言われたら逆上して、
「なにくそ畜生」
ってなって、もっと評価のもらわれにくい話を書こうとしていた可能性もある。その結果、暗黒の年月を、暗黒としか思えない様な年月、歳月を幾星霜か過ごしていたかもしれない。それは怖いと思う。とても恐ろしいと思う。だからよかった。最初にお題と必須要素をクリアすることの楽しさと楽さというのが知れてよかった。本当によかった。人よりもそのことに気が付くのは遅かったかもしれないけども、でも私も無事に知れた。

というわけで、今回のこの話は、すでにホモを、必須要素をクリアしてるといってよい。お題の綺麗な奈落もその十五分の際の安い傑作という広い、遠浅の海みたいな広大な敷地面積を誇るお題に比べると、やや軽めであると思われた。

で、
「奈落ねえ・・・」
綺麗かどうかは知らないが、とりあえずまず思い浮かんだのは、ほっしーであった。ほししんだ。星新一。おーいでてこーいのやつ、あれ。しかし一番最初にバトルに参加して、一番最初に投稿するならまだしも、今日だって制限時間のギリに始めてしまった私なので、おそらく最後になるか、あるいは最後の前になるかという所に投稿されることになる。そうなると、おーいでてこーいを先に使われていた場合、とても恥ずかしいことになる。
「かぶっちゃった!」
ってなる。

だもんで、おーいでてこーいは使えない。おーいお茶なら使ってもいいかもしれないけども・・・。

そんで次に思い浮かんだ奈落は舞台とか装置の奈落であった。前に何かの本で読んだことがあるんだけども、舞台には奈落という装置があるらしい。
「舞台・・・女優・・・」
女優霊。

女優霊の最後は怖かったなあ・・・。

そんなことしか思いつかなかった。子供のころ友達の家に集まって、みんなで観た。とても怖かった。おしっこが漏れるかと思った。そもそもジャケットも怖かったじゃん。あの顔が切れてるやつ。恐ろしかったじゃん。

「・・・」
やめよう。思い出す。やめよう。夜だぞ。深夜だ。ドシンヤだぞ。

一個思いつくと、数珠つなぎにいろいろな事を思い出してしまう。今回の場合はホラーのフォルダだったためにホラーに関する色々な事を思い出してしまう。

例えば、霊石ラジオとか・・・。

いけない。やめろ。ドシンヤ。

というわけで、綺麗な奈落に関して書くべきことが無くて困ってしまった。いたずらに時間が過ぎていく。緑のブログもまだやってないし、ちなみに今日はワイヤレスイヤフォンを開けて使いました。っていう話を書く予定であった。苦労してブルートゥースにつないだっていう話を書く予定。説明書がどこの言葉かわからなくてとても困った。苦労したっていう話を書く予定であった。だもんで今ここでぐずぐずしている暇はなく、早いところ奈落の事を何とかしなくてはいけない。まあ、この心象描写に奈落に落ちていく人の感じがあってそれはそれで奈落もクリアなんじゃないかと思わないでもないけども、ただしかしこれではよくない。

これでは物語性が無い。十五分と一時間しかもバトルの部の明確な違いを挙げるとしたら、それは物語性を持たせるかどうかだ。と私は思う。十五分だったら物語性が無いのも仕方ないかもしれないけども、でも一時間も書けて物語性の毛ほどもないなんか羅列を見せられても、困るじゃん。何こいつってなるじゃん。

というわけで物語性が必要だった。

「あー、もう!」
というわけで今まで書いてきたことを全部混ぜることにした。


僕はその日、ワイヤレスイヤフォンと携帯をつなぐ作業をしていた。ブルートゥースにつなぐという事が思いのほか面倒で、苦心していた。
そんで苦労してやっとつないでみると、イヤフォンからはスマホから流れてくる音楽ではなく、何か別の音が聞こえてきた。

「・・・ここ・・・もと・・・いっしょ・・・」
まるで霊石ラジオみたいな感じのぶつぶつと切れる合間に音が聞こえてくるみたいな感じがあって、怖かった。しかし、その音はどこかに誘っているかのように聞こえ、興味本位で音のする方する方に行ってみると、そこに大きな穴があった。どこまでも続くか知れない奈落。周りの土も綺麗に削られて、底は見えなかった。おーいでてこーいみたいだなあ。

恐る恐るしかし好奇心が勝り、穴の端に立ってつい下を見ると、吸い込まれるように意識が遠のいた。

再び目を覚ますと、辺りはもともと僕がいた場所とは程遠い、異世界のような感じがあった。空の色が青ではなく土星のような色をしていた。

そして明らかに人間ではない、二息歩行の生き物が僕の周りを取り囲んでいた。簡単に言えば、馬とか鹿とかの顔をした生き物だ。

「誰だお前は?」
そういって僕は立たされて、とりあえず連れていかれた。よくよく見るとそれは何かの舞台、部隊の駐屯地のような場所であった。

テントの一つに連れていかれると、そこにも人間じゃない顔の生き物がいて、
「君はどこから来た?なんだ?」
と言われた。

どうにも仕方なく、
「ホモサピエンスです。sexは男です」
と述べた。

「これから、敵の討伐に向かう。君を保護している暇はない」
しかし、仕方がないので連れていかれるようであった。

「名は?」
そう聞かれたので。しにゃで
作者にコメント

対戦作品一覧


ユーザーアイコン
作者:inout お題:綺麗な奈落 必須要素:ホモ 制限時間:1時間 読者:76 人 文字数:2789字 評価:2人
「私は、貴方のことを愛している」「まじですか、ホモですか、道理で他を無視して僕のことばっか狙ってくると思った」「他の奴にお前を渡したくはなかったのだよ、その断末 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:youro お題:綺麗な奈落 必須要素:ホモ 制限時間:1時間 読者:52 人 文字数:1832字 評価:1人
ミドリムシ。単細胞生物。オスメスの区別はなく、細胞分裂によって増殖する。しかし細胞それ自体にも寿命はある。元は1つの細胞から分裂していくだけなら、その分裂の元 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:にい お題:綺麗な奈落 必須要素:ホモ 制限時間:1時間 読者:44 人 文字数:2685字 評価:1人
受付はずいぶん混んでいた。休日の市役所の窓口並みだ。番号札が発券されて、椅子すらない待合所で立って待たされる。待合所といっても寒空の下で、壁すらない吹きさらし 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:雨宮ヤスミ お題:綺麗な奈落 必須要素:ホモ 制限時間:1時間 読者:70 人 文字数:3446字 評価:1人
僕の目の前に現れたそれは、オタマジャクシのような姿をしていた。黒い頭で尻尾が長く、目は飛び出ている。前足のようなものが生えているので、遠からずカエルになるのか 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:綺麗な奈落 必須要素:ホモ 制限時間:1時間 読者:39 人 文字数:2915字 評価:0人
つい最近、必須要素:ホモを体験したばかりであったため、ホモに関しての使い方をその時考えていた。「自分の事をホモサピエンスです!っていうのよ。そんで・・・」その十 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ミズノガク@即興小説81日 お題:綺麗な奈落 必須要素:ホモ 制限時間:1時間 読者:36 人 文字数:1871字 評価:0人
じぶんの名はツネカズという。とある寺の子として生まれ、日々精進に励んでいる者である。じぶんは、何かについて考えることが好きである。修行の一環の中では、例えば人生 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:旬の甘栗 お題:綺麗な奈落 必須要素:ホモ 制限時間:1時間 読者:70 人 文字数:2014字 評価:0人
ああ全く救いようのないやつだと。そう何度思えばいいのだろう。 朝目覚ましが鳴るよりも早く目覚め、寝間着から着替えるなり部屋を出て歯を磨き、ベランダに出て冬の冷 〈続きを読む〉

和委志千雅の即興 小説


ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:茶色い始まり 必須要素:男使用不可 制限時間:1時間 読者:17 人 文字数:2542字 評価:0人
シャマランのサインという映画について、私の数少ない友人は以下のような感想を述べた。「テンポが悪い」と。ウィキによると、かの映画2002年に最も収益を上げた映画で 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:純粋な幻想 必須要素:タイトル「ただ、助けたかっただけなのに」で書く 制限時間:15分 読者:16 人 文字数:826字
実家に帰省した。お盆から少しずらして帰省したのがよかったのか、行きで乗った新幹線は空いており、隣の席にも誰も座らなかった。「わーい」と、思った。実家に付くと、父 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:限りなく透明に近い策略 必須要素:ぬりかべ 制限時間:15分 読者:17 人 文字数:891字
「今回の件で暴動が起きる可能性があり、そのため警察の方々にバリケードを設置してもらうように依頼はしましたが・・・」指導者、あるいは表に立つ代表というのは大変なも 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:宿命の雪 必須要素:TOEFL 制限時間:15分 読者:23 人 文字数:863字
「TOEFLで死ぬほど勉学して一か月と同じところで暮らせないほどあっちこっちで生活するのがいいか、それとも極限の寒さ、極寒の極東の地で暮らすのがいいか、どちらが 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:地獄月 必須要素:全力のエロス 制限時間:15分 読者:26 人 文字数:1023字
ちょっと地獄に散歩に行った際、ある知り合いの鬼に、「こないだね、グロテク・・・グロテク、ス・・・グロテスク!グロテスクっていうのを全力で叫ばないと出れない部屋に 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:暗いドア 必須要素:全力のグロテスク 制限時間:15分 読者:27 人 文字数:898字
●●をしないと出れない部屋っていうのが一時、まあ今もそうかもしれないけども、とにかくそれが流行って、ピクシブとかでそういうのが散見された。ただまあ、私には関係な 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:紅茶と復讐 必須要素:ナン 制限時間:15分 読者:19 人 文字数:906字
「ナンと紅茶って合わないよねー」というようなことを隣の席の人が言っていた。以前、知り合いにここのナンとカレーがおいしいと教えられて、数回昼飯をそこでご一緒させて 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:バイオ海辺 必須要素:干支 制限時間:15分 読者:21 人 文字数:1206字
たまに瞑想をする。もちろんそれは正規の瞑想とは違うかもしれない。瞑想を日常的に行っている人からしてみたら怒り出すような内容の瞑想かもしれない。心を無にするわけで 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:明るいプレゼント 必須要素:高校受験 制限時間:15分 読者:25 人 文字数:1150字
「高校受験に成功したら、なんか買ってあげる。何が欲しい?」という様な事を、飲みの席で言われた。あ、高校受験を控えているらしい未成年と思われる登場人物が飲みの席と 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:和委志千雅 お題:早い天井 必須要素:残尿感 制限時間:15分 読者:23 人 文字数:1120字
なんか部屋に入ったら天井が迫ってきた。「なんだこれは!バイオ1のショットガンの部屋のあれか!」ってなった。焦った。しかもまあ、速いんだよね。天井が。「は、速すぎ 〈続きを読む〉