お題:大人のパラダイス 制限時間:15分 読者:13 人 文字数:436字

大人のパラダイス
小さい頃から見ていた、駅から歩いて5分もかからない場所にある繁華街。

夜になると赤、黄色、紫、青、ピンクとたくさんの色でキラキラと光っている。
幼い私はキレイに輝くそこに憧れていた。いつか行ってみたいと思っていた。

パパにあの繁華街に連れて行ってと言っても「あそこは大人しか行けないんだよ。」と言って連れて行ってくれない。
ママに言っても返ってくる返答は同じだった。だから私は早く大人になってあの繁華街に行ってみたかった。

中学生になって、私はパパとママに黙ってあの繁華街へ行った。
どうしてもキラキラ輝くその場所を知りたかったのだ。

繁華街に着いて、キレイに着飾った女性やビシッとスーツを着こなす男性が目に入った。きっとシンデレラに出てくるようなダンスパーティが毎日のように開かれているんだろうと思った。

声をかけることもできなかったし、声をかけられることもなかったけれど煌びやかな場所の空気を感じた。

少しだけの罪悪感と少しだけ大人になれたような気がした。
作者にコメント

似た条件の即興小説


ユーザーアイコン
作者:夜明けのメロP お題:大人のパラダイス 制限時間:2時間 読者:192 人 文字数:2119字
京王永山駅から徒歩数分のところに、それはあった。それは居酒屋のような店構えで、「やきとり」と書かれた赤い提灯なんかもついていたが、焼き鳥は出していない。回転刺身 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:fnro(エフヌロ) お題:うへへ、コメディ 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:722字
演劇の脚本を執筆するにあたって、どのようなテーマにするかで劇団員は揉めていた。 まだまだ知名度は低いものの、観客が全くいないわけではない。どこかの演出家がふら 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢路 お題:いわゆる家 制限時間:15分 読者:7 人 文字数:562字
勇者。 魔王を滅ぼす存在。 そう呼ばれる青年が今、ダンジョンを踏破し、最奥――魔王の座する場所へ通じる扉の前にいた。 まだ若い、しかし戦士としての屈強さを兼ね 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:regalec お題:絵描きの夏 制限時間:15分 読者:11 人 文字数:676字
まるで、これをこのままキャンパスの上に書き写してしまいたいような夜空だ。一人きりの帰り道。まとわりつくような蒸し暑さでなんとなく空気の淀んだ、そんな夜。ちょっと 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:前田 お題:とびだせ空 制限時間:15分 読者:13 人 文字数:876字
唐突として街に出現した予言者は滅びを声高に叫びまくっていた。これが三日三晩続き、街一番の温厚として知られる野良猫・ジャバウォックも、流石にストレスが溜まって予 〈続きを読む〉


ユーザーアイコン
作者:佐藤りーまん お題:つらいゴリラ 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:557字
「玻座間くん」顔を上げると、隣のクラスの藤咲が居た。肩までかかるストレートに黒目がちの大きな目。スポーツ万能で女子バスケの主将の彼女は、地元の小さな中学校では有 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:つらいゴリラ 制限時間:15分 読者:8 人 文字数:436字
「どうした篠田。疲れ切ったゴリラみたいだぞ」 帰り道、自転車で追いついてきた友人の第一声がこれだった。「……こんないい男捕まえて誰がゴリラだ」 言い返す言葉もど 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:日ノ宮理李@バブみ道団長 お題:黄色い牢屋 制限時間:15分 読者:19 人 文字数:702字
……夢であればよかったのに。 けれど、目の前の壁も嫌な臭いも一行に変わらない。 記憶の繋がりが残ってない。 ポイントごと区切られたものしか浮かんでこない。 な 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:楽生斎主人 お題:薄汚い夕日 制限時間:15分 読者:8 人 文字数:918字
気づけば西の空は茜色に染まり、夜が近づきつつあった。 ウラブは鉄塔のふもとから沈みゆく太陽を見つめていた。「帰らんのかね」 と先生が言った。ウラブは答えず、夕 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:タチバナ@小説書きたい探索者 お題:セクシーな始まり 制限時間:15分 読者:25 人 文字数:556字
口から漏れ出る嬌声は、隣まで響いていないだろうか。他人事のように頭の奥底で考えながら、私は手を激しく動かしていた。 何度も、何度も勉強机の前で声を上げ続ける。 〈続きを読む〉

こぶたの即興 小説


ユーザーアイコン
作者:こぶた お題:それいけ孤独 制限時間:15分 読者:13 人 文字数:579字
6月1日、君は長袖の制服を着てくる。君が半袖を嫌うのは誰にも心配かけたくないからかな。それとも、うるさく言われたくないかな。君の傷跡。「なんでそんな事するの?」 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:こぶた お題:悔しい味 制限時間:15分 読者:14 人 文字数:493字
大人気のあのアイスのリッチシリーズに「悔しい味」が追加されたらしい。僕も昔から大好きで、特にコーラ味と梨味なんかは夏場は毎日食べてしまうほど美味しい。リッチシリ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:こぶた お題:鈍い凶器 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:421字
「僕は悪くない、僕は悪くない…。だって、だって…。」何故こうなってしまったんだろう。何を間違ったのだろう。訳も分からず走る。走る。走る。僕は普通の人間だ。普通に 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:こぶた お題:昼間の風邪 制限時間:15分 読者:15 人 文字数:390字
まさにそれは新型のウイルスだった。そのウイルスは長期間に渡り体内に居座り、最後には患者を死に至らしめる。最初は風邪のような症状がでる。その症状も太陽が昇る間、昼 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:こぶた お題:イギリス式の地下室 制限時間:15分 読者:11 人 文字数:389字
とあるイギリスの格式高い屋敷が昔から郊外に建っている。気品を漂わせ、そこに住む人の高貴さを感じさせる。煌びやかでいて落ち着きがあり、豪勢で繊細な様式美を放つ。ま 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:こぶた お題:暑いこだわり 制限時間:15分 読者:11 人 文字数:381字
真夏の休日、冷たい物が食べたくなるような昼。こんなに暑い日ならではの、僕のこだわりがある。多くの人は理解できないであろう、僕の至福のひととき。それは、かき氷にビ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:こぶた お題:贖罪の社会 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:360字
「お前より不幸な人間はいくらでもいる」「あの子はあんなに頑張っているのに」「あの子は結婚して子供もいるのに」全ての言葉の後には「なのに何故あなたはクズなの?」や 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:こぶた お題:団地妻の小説家 制限時間:15分 読者:9 人 文字数:291字
彼女はほのぼのとした作風が売りの新人作家だ。ゆるく描かれる家族の日常を面白可笑しく文章にしている彼女は今脚光を浴びている。誰もが彼女をほのぼのとした人だと想像し 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:こぶた お題:明日の四肢切断 制限時間:15分 読者:13 人 文字数:265字
「いてっ!」と僕は声を上げた。僕は元々痛覚が弱いらしい。人が感じる痛みの数十分の一しか痛みを感じない。しかも治癒力は人の数百倍はあるらしい。かすり傷なら数秒で治 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:こぶた お題:小説家の夜 制限時間:15分 読者:20 人 文字数:565字
「人間失格」って、太宰はなんで僕のこと知ってるんだ?恥しかない生涯を送っている僕の脳内では今夜も戦いが行われます。クズ、ゴミ、カス、出来損ない。僕を表現する言葉 〈続きを読む〉