お題:大人のパラダイス 制限時間:15分 読者:43 人 文字数:436字

大人のパラダイス
小さい頃から見ていた、駅から歩いて5分もかからない場所にある繁華街。

夜になると赤、黄色、紫、青、ピンクとたくさんの色でキラキラと光っている。
幼い私はキレイに輝くそこに憧れていた。いつか行ってみたいと思っていた。

パパにあの繁華街に連れて行ってと言っても「あそこは大人しか行けないんだよ。」と言って連れて行ってくれない。
ママに言っても返ってくる返答は同じだった。だから私は早く大人になってあの繁華街に行ってみたかった。

中学生になって、私はパパとママに黙ってあの繁華街へ行った。
どうしてもキラキラ輝くその場所を知りたかったのだ。

繁華街に着いて、キレイに着飾った女性やビシッとスーツを着こなす男性が目に入った。きっとシンデレラに出てくるようなダンスパーティが毎日のように開かれているんだろうと思った。

声をかけることもできなかったし、声をかけられることもなかったけれど煌びやかな場所の空気を感じた。

少しだけの罪悪感と少しだけ大人になれたような気がした。
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