お題:僕の子犬 制限時間:15分 読者:24 人 文字数:354字

習作9
 一体どこへ行ってしまったの?

 その子との出会いは一ヶ月前、学校から帰る道端に捨てられていた子だった。
 ちいさくてふわふわした柴犬。撫でると温かくて、もふもふしていた。
 今までもペットを飼うことに憧れていたんだ。
 大急ぎで家に帰って、親に子犬を飼ってもいいかと頼み込んだ。

 でも駄目だった。面倒見きれないってさ。

 でもさ、どうしても諦めきれなかったんだよ。
 だから、親にも、友だちにも内証でこっそり飼うことにしたんだ。
 別に家の中で飼うわけじゃないから、“飼う”っていうのかわからないけれど。

 楽しかった。人生で初めてだった。生き物を飼う、育てるってこんな大変で楽しいことだったなんて。
 でもある日、あの子はどこかへ消えた。
 そして、もういない。

 僕は今でも彼を探している。
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