お題:夜と恋人 制限時間:30分 読者:31 人 文字数:404字
[削除]

後悔
まだ肌寒い。
そんな夜更けの出来事。

あの時君は何を考えて、何を伝えようとしてくれていたんだろう。
何かを言いかけて開かれた唇も、僕のことを思って飲み込んだ言葉も、全部全部過去のもの。
あの時無理にでもその言葉を聞いていたら、少しは変わっていたのかな…、なんて。
遅かれ早かれこうなることは分かっていた。
仕事にかまけて君を蔑ろにした。
帰りが遅くなると分かっていても連絡をしなかったこともあったかな…。
僕は君に全面的に甘えていたんだと思う。

君が嫌っていた煙草の匂い。
君と飲んだ安い発泡酒の味。
君と過ごした狭いアパートの部屋。
君と見上げたこの星空。

今更考え直したって遅いのに…
今更後悔したって意味が無いのに…
出来るならばもう一度やり直したいだなんて。

僕は自分の不甲斐なさにイラつきながら発泡酒の缶を握りつぶし、喉の奥から込み上げてくる何かをぐっとこらえた。

「…っ……ごめん、…」
この作品をツイート

似た条件の即興小説


ユーザーアイコン
作者:つぶらん お題:夏の小説家たち 制限時間:30分 読者:30 人 文字数:1415字
小説家なんて蝉のようなものだと思う。一気に競争率が激しくなったこの界隈は若いうちに出版社の目に止まらなければあとは余生をメスを見つけられなかったオスの蝉のよう 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:水底 栄 お題:簡単な火事 制限時間:30分 読者:22 人 文字数:1045字
炎は心を奪う。それは有機的なゆらめきと、色のせいだ。 暖色は心を温かくする。 そう思いながら私は、ガスコンロのレバーを捻った。 根菜類は水から。濁りが出る肉は 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:はるき お題:もしかして多数派 制限時間:30分 読者:8 人 文字数:1022字
これって、あんまり光りませんよね? そう聞くと店員は何やら閃いたような顔をして、「暖かい光で、ふんわり照らしますよ」 と、僕の持っているテーブルライトを指差し 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
絵描きの俺 ※未完
作者:ぽぽ お題:絵描きの俺 制限時間:30分 読者:14 人 文字数:655字
ある日、男が訪ねてきて俺に言った。「私を絵の中に描いてください。」「肖像画ですか?」「いいえ。」「暖かい木漏れ日の中、鳥が囀る緑の庭、そこに居る幸せそうな女の 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かたぎり お題:少女のコウモリ 制限時間:30分 読者:11 人 文字数:83字
少女のコウモリと楓楓はコウモリを大事にしていたコウモリは怪我でおちていた楓が拾ってきたもの楓は大切に育てて元の場所にそっと戻した夏の風はやはり気持ちがよい 〈続きを読む〉


ユーザーアイコン
作者:いしゅと お題:孤独な整形 制限時間:30分 読者:14 人 文字数:1193字
私は自分が嫌いだった。自分の醜い容姿が嫌いだった。この容姿のせいでいつもいじめられていたし、友達もできなかった。小学生時分は休み時間や放課後、誰も話す相手もいな 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
開かないドア ※未完
作者:ぱやしだキコ お題:計算ずくめの犯人 制限時間:30分 読者:14 人 文字数:529字
入眠の際に見る、夢うつつの風景は決まっていつも雨の日のドア。それは頑丈そうでいて赤い錆びだらけの鉄の塊で、きつい血液の匂いを立ち上らせて土手の真ん中にドアのみで 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:tkmksi お題:団地妻のブランド品 制限時間:30分 読者:20 人 文字数:1311字
「……どうして、これが売れると思ったんだ……」「だってぇ……これってば、いい商品でしょう?」「いや、どんな自信ですか……」 目の前に置かれたのは、古ぼけた紅いバ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:【マジ吉】 お題:団地妻のブランド品 制限時間:30分 読者:17 人 文字数:1680字
ぼくのお母さんは、毎日どこかへ出かけている。ぼくは、お母さんがどこへ行っているのか知らなくて、家にかえってくるときは、いつも夜になっている。ぼくが学校に行くと、 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ぷりっつ。 お題:頭の中のお天気雨 制限時間:30分 読者:17 人 文字数:1151字
どこまでも伸びていく青空。大きく堂々たる入道雲。ずっと先まで声を響かせる蝉。夏。夏。夏。こんな夏たちを生まれてから17年間ずっと見てきて、さすがに飽きたって思う 〈続きを読む〉

匿名さんの即興 小説


ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:東京の男 制限時間:15分 読者:2 人 文字数:59字
東京にいた男はかつてそういったそうか女は冷たそうに答えたただそれだけそれだけだったけど男はそれで満足だった 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:1000の小説訓練 制限時間:2時間 読者:0 人 文字数:905字
俺の親父は、小説家だ。近頃、長編の新刊を出したとかで世間の注目を浴びている。 そんな父親を持つ俺だが、仕事はフリーのライター。全然売れないし、ぶっちゃけバイト 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:100の汁 制限時間:4時間 読者:1 人 文字数:1066字
アタシの母親は、料理上手なヒトだった。母さんが居たときは、毎日毎日食卓にはいくつもの料理が並んでいた。どんなに疲れて帰ってきても、母さんが作った夕飯を前にすれ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:愛の「えいっ!」 制限時間:15分 読者:2 人 文字数:497字
世界の終わりを告げるかように太陽の照りつける夏。深水愛はただ一人海に向かった。彼女の抱える鞄は恋人だった男がプレゼントしてくれたものだ。中身も同様に元恋人のプ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
エイの愛 ※未完
作者:匿名さん お題:愛の「えいっ!」 必須要素:プチ整形 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:436字
そのエイは意を決して海底美容外科に飛び込んだ。出迎えたのは白衣を着た初老のシュモクザメだった。気怠そうに安楽椅子に座り、左右に広がった頭部の両端に据えられている 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:愛、それは恋人 必須要素:TOEFL 制限時間:15分 読者:7 人 文字数:543字
「ねぇ、あなたは誰?」…はっと目を覚ます。夢を見ていた。誰か、それも自分が見たことも聞いたこともない、現実では知り得ない女性の。「お前が誰だよ…?」大学生活を快 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:僕の嫌いな絶望 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:269字
まあねこんな事やってるからこの暇つぶしする前の僕の嫌いな絶望やんと思った人は帰りの会で先生にいいまーすこのくだり知ってる人はマキシマムザホルモン知ってる人だとか 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:俺とキス 必須要素:義眼 制限時間:1時間 読者:9 人 文字数:2158字
「...なあ」彼の義手を手入れしてる私を見て、呆れたように彼が言った。「なに?」「こんな俺と居て、気持ち悪くねーの?」「...さあね。少なくとも、今君から離れた 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:斬新な青春 制限時間:4時間 読者:8 人 文字数:1444字
私が、十五,六の頃だったか。私の祖父母の家の近所には鬱蒼とした雑木林があった。光が差さず暗いことから、化け物林と呼ばれていたこと、そこに私に恋した一人の女性が 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:理想的な春雨 制限時間:30分 読者:3 人 文字数:746字
アジア地域でよく食べられるものらしい。原料は、国によって違うが、芋デンプンや緑豆デンプンなどから作られる。その人の好みによって、理想的な春雨が違うということだ 〈続きを読む〉