お題:難しい殺人犯 必須要素:ヘッドホン 制限時間:15分 読者:84 人 文字数:892字

物持ちがいい
ある人の本を読んでからというもの、偶然性の高い殺人みたいなことに対して若干の興味を得た。

だから例えば、階段の上にビー玉を置いておくだけという様な事だ。

それによって、ビー玉で滑って階段を落下するみたいな感じになる。

本当にそれしかしない。それ以上するとそこには感情や情念めいたものがが芽生えるだろう。殺した後その死体をばらばらにしたり、何度も刺したり、何か所も刺したり、そういうことをするとドラマなどでは必ず、
「犯人は、強い殺意を持っていたようですね」
となってしまう。
だから、それしかしない。ビー玉を置くだけ。ビー玉を置くだけだから成功する確率というのはあまり高いとは言えない。が、しかし、他人に対してそこまで強い憎しみを覚えたり、殺意を持つというのはとても疲れる行為だろうと思う。それの事しか考えられないというのは他人からしてみるとやはり奇異に映ると思う。

「何考えてんの?」
私がアマゾンの事を考えて、アマゾンのほしいものリストの事を考えて、ギフトカードいくら分買おうか、今月はほしいものリストと新規ほしいものとどういう割合で買おうかという事ばかりを考えているとき、それをみていた知り合いの人からそういわれた。

私は顔に出やすいのかもしれない。そんな自覚はなかったが、しかし他人がそう言ってくるのだから、おそらくそうなんだろう。

そんなのが、あまり手の込んだことはできないだろうし、お前がやったのかと言われた「はいそうです」とすぐに答えてしまうかもしれないし、そもそもメンタルが強くない。車を運転していたらひき逃げとかしてしまうかもしれないくらいメンタルが弱。

だもんで、ビー玉を置くだけにしてみることにした。

成功しても成功しなくても別にどうでもよかった。その程度の感じだ。

家から少し離れた所にある陸橋に向かった。今月アマゾンで買ったばかりのヘッドホンをして散歩しながらすき家に向かうつもりで。

ビー玉は子供のころから持っていた。ずっと捨てずにとっておいてよかったと思う。

これで防犯カメラの映像からビー玉を買っていたという事がばれることもない。
作者にコメント

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