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未必の故意
大声で子供が泣いている。12歳くらいの男の子、この渓流沿いのバーベキュー場にはおそらく夏休みを利用して家族と来たのだろう。右足が岩と岩の隙間に挟まっていて、少し血も見えている。どうやら、岩場を歩いていたところ岩が崩れて足を挟んだようだ。周りの大人たちは急いで救急車を呼び、電話口からの隊員の指示に従って岩をどかそうと試みている。男の子の泣き声が強くなった。

じき救急車が来た。救急隊員はあまりに見事な手際で男の子を瓦礫から救い、救急車に搬入して病院へ連れて行った。

……彼は、岩場が危険なことを、全く予想していなかったわけではないらしい。それどころか、半ば事故が起きることを期待していた嫌いもあったようだ。男の子が所属するサッカーチームの、次の試合のスタメンが決まるチーム内対戦を間近に控えていたらしい。どれだけ練習してもライバルに勝てないことを気に病み、もはやサッカーが嫌いになる寸前だったらしい。ここを歩いたら怪我できるかな、もしかしたら死んじゃうかも、……でもいいか……どうせ……。岩が崩れる。

彼の怪我は復帰に3ヶ月かかるそうだ。
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