お題:未来の食堂 制限時間:15分 読者:76 人 文字数:613字

モデルハウス見学
「こちらが我が社の食堂です。コスト的な理由から現時点では一般家庭への普及が難しいところですが、次世代には一般的なものとなっているであろう新技術をふんだんに取り入れております」
「ほほう。ごく普通の部屋に見えるけど」
「それでは、本日食べたい朝食をおっしゃってください」
「そうだな。焼き鮭と、白ご飯と大根の味噌汁。後ぬか漬け」
『焼き鮭、白ご飯、大根の味噌汁、ぬか漬け。和食セットですね。準備に3分ほどかかります。お座席に座ってお待ちください』
「お、今のは」
「食べたい料理の名前を呟くと、AIが注文を聞き取って料理を業者にオーダー致します」
「ロボットが調理してくれるわけじゃないのか」
「ロボットが自動調理可能なメニューもございます。一部の複雑な料理となると、ロボットでは美味しく調理ができないため人間が作ることになります」
『大変お待たせしました。こちら和食セットでございます。』
「おお、テーブルが割れて、中から料理が出てきた!」
「こちらのテーブルには料理の自動運搬システムが搭載されております。これにより、飲食店での注文、配膳を全てAIが行うことが可能になります」
「随分早いな。3分もかかっていない気がする。実は冷凍食品を使ってるんじゃないか?」
「目の付け所が良いですね。この食堂では一部のメニューは冷凍食材を使用しております。いつでも品質が変わらず同じ味の料理を提供するため、食材を冷凍管理しております」
作者にコメント

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