お題:潔白な恋愛 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:891字

束縛の呪い・復讐鬼はやがてその身を滅ぼす
倒さなきゃいけない敵がいる

この怒りの元凶でもあり

俺の生き様の極地でもある

その果てにある答えは…戦うことでしか得られない

かつて、この力は身を滅ぼすと言われた

そんなものはもう関係ない

衝動に突き動かされた身体は、既に滅びまで止まることを知らない

だから、ただ前だけを見つめる

目の前に立ちはだかる竜

人生を狂わせたお前を…俺は決して許さない

頭の中が赤一色で埋まる

行動しろ

手を動かせ

力を抜いて、剣を構えろ

洗練された動きだけするんだ

迷いを入れるな

でなければ死ぬぞ

脳内で様々な声が反芻する

(これは…俺の生きた証)

過去の経験が、今を作り出す

「この時を待っていたんだ…」

シェリー…

お前の敵を…今ここで…!

「お前だけは…俺がこの手で葬るっ!!!」

剣を強く構える

竜の澄んだ瞳がこちらを捉える

「さぁ…やりあおうぜ…」

闘志を燃やす

「最高に燃え上がる…殺し合いをなぁっ!」

地を蹴り竜の懐へ飛び込む

「うるぁっ!!」

大ぶりで竜の足を攻撃する

「―――!!」

声にならない音が反響する

「まずは、足だっ!」

振り回された大剣は脛に傷を打ち込む

「まだまだっ!」

傷が徐々に広がり始める

「グルァァァッ!!」

竜は雄叫びを上げる

やつは痛がってるだろう

だけど、これも自然の摂理だ

「もっとだ…」

光のように

「もっと…!」

焔のように

「もっと…!!!」

この湧き出る衝動で、やつを刻め!

「滾れ…我が身!!」

そうして、光が差し、その一閃で竜の足が切れた

「まずは…右足ッ!」

続けざま、左足も狙う

「ガアァァァッッ!!」

その攻撃を予期したのか、羽で風をおこし、こちらの突進を妨害する

「させるかっ!」

投石機を使い、竜の羽めがけて打ち込む

勢いを殺されることなく、突っ切った石は羽に穴を開ける

「――――――!!!!!!」

再び、咆哮が響き渡る

「絶対に…逃がさない」

この灯火を消さない限り

絶対に…殺す!!!








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