お題:冬の家 制限時間:1時間 読者:49 人 文字数:519字
[削除]

childlish
 舞い降りる雪が世界を白く染め上げる。私ーー彩月原 杏花ーーは、窓から視線をはずすと、ココアを再び飲み始めた。先ほど外から帰ってきたばかりなので、まだ体が暖まっていない。
 暖房をつけるのを忘れたせいで、部屋も寒い。冬景色は好きだが、気温が低いのは嫌いだ。
 なんとなく暇で、テレビを点ける。ソファーに座るだけでは寒いので、もふもふの毛布を膝掛けがわりにする。

(やっぱりこたつも買うべきだったかなぁ? でも、置き場に困っちゃうか)

 そうこうしているうちに部屋が暖かくなってきた。この季節は、天気が悪いので、友達と遊ぶこともあまりない。そのせいか、家がいつもより静かに感じる。独り暮らしを始めて何年か経つのに、まだこの静寂には慣れない。
 テレビでは、イルミネーションの紹介をしている。綺麗だとは思うが、見に行こうとは思わない。我ながらワガママだ。今さらなおす気もないが。
 少し自分勝手になってしまうこの時季。それならいっそ、自分用に創られた冬の家で、思う存分暴君になってみよう。
 




 きっと、素晴らしい思い出が、できるから。


                                       -fin-
この作品をツイート

似た条件の即興小説


ユーザーアイコン
作者:クリオネ@ゆ お題:憧れのぐりぐり 制限時間:1時間 読者:21 人 文字数:1573字
野良猫には野良猫のルールってものがある。道路の水たまりにうつる私の姿はいつも通り愛らしい。大きくてぱっちりとした瞳にまっすぐに揃った耳。しなりと揺れる尻尾。真っ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:もふぽん お題:子供の闇 制限時間:1時間 読者:15 人 文字数:372字
いつからだろう、真っ暗な中を歩くようになったのは。気付けば一人ぼっちで、何もかも全てを飲み込むような場所をひたすら歩いている。声を上げても返事が返ってこない。あ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:考えがまとまらない お題:メジャーな境界 制限時間:1時間 読者:23 人 文字数:1710字
女の子の家に呼ばれた。 しがないキモヲタのボクに斯様な幸せが降りる事など一生無いと思っていたのに。 しかもきっかけがフィギュアの話というね。教室でヲタ趣味が暴 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:Takumaro お題:8月の駄作 制限時間:1時間 読者:15 人 文字数:2479字
夏が始まってから夏らしい事は何もしていない。ただ窓の外を見ると肌を出した女性が目に付く。クールビズのシャツに、ジャケットを腕にかけて駅の喫茶店のレジ前に並びアイ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:せーしゅん お題:8月の駄作 制限時間:1時間 読者:11 人 文字数:2756字
小説家。 それば、文字を繋げて文を作り、文を繋げて話を作り、話を繋げて物語を作り。 完成した物語を通じて、読む者の心を大きく動かし、今まで経験したことのない感 〈続きを読む〉


ユーザーアイコン
作者:赤間カル お題:綺麗な君 制限時間:1時間 読者:14 人 文字数:297字
銀色の鎖で繋がれて、最初は逃げようともがいていたが、もう動くことは無かった。虚ろなその目はとてもきれいで、君の青い瞳は僕の心を浄化してくれる。ああ、なんてきれい 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:akari お題:元気な第三極 制限時間:1時間 読者:7 人 文字数:784字
なぜ僕は走っているのだろう? 哲学的を装った問いを投げかけてみるが、今の苦しみは全く晴れてくれない。残念なことに、非常にシンプルな答えがすぐ近くに転がっていた 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:考えがまとまらない お題:鳥の失敗 制限時間:1時間 読者:23 人 文字数:1631字
そもそも飛ぶことに意味があるのかなどと、問うことにもまた意味はないもので。 連中の何に憤ろうと時間の浪費だと分かってはいるものの、それはそれとして地上のオレか 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:せーしゅん お題:スポーツの団欒 制限時間:1時間 読者:20 人 文字数:3622字
『仲間同士で切磋琢磨して、楽しみながら強くなる』は、嘘である。 自分との戦いだ。 他人とは、それこそ戦争だ。 相手を蹴り落とし、踏み台にし、そして勝利を望み。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:絹糸 お題:冷静と情熱の間にあるのはぬくもり 制限時間:1時間 読者:17 人 文字数:1256字
「まだ、飛べるだろお前」部活終わりの更衣室。篠原がスポドリをがぶ飲みして言った。「は?どういうこと」「だから、お前、まだ飛べるだろ」「根拠は何ですか?」ちゃらけ 〈続きを読む〉

匿名さんの即興 小説


ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:禁断の美術館 制限時間:15分 読者:3 人 文字数:1026字
「ここがその、へぇ……」 三十代後半と見えるその男は、立派に蓄えたあごひげを撫でながら、とある施設の前に立っていた。 施設の名前は『あなただけの美術館』とだけ書 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
駄文 ※未完
作者:匿名さん お題:コーヒーとキス 制限時間:15分 読者:2 人 文字数:425字
缶コーヒーを買った。本当は隣にある緑茶が飲みたかったのだが。どうやら、睡眠不足で碌に頭が働いていないらしい。捨てるか。「待てよ」 突然、何者かに話しかけられた 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:暴かれた電話 制限時間:30分 読者:2 人 文字数:777字
『正面から見ろ。目を逸らすな。世界一美しい宝石を前にしても、この世のものとは思えないような美しい娼婦を前にしても目を奪われるてはいけない』 石碑に浮かんだ文字な 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:やば、わずらい 制限時間:15分 読者:1 人 文字数:386字
タバコがやめられません。先生、タバコがやめられないのです。先生に止められているから、本当はやめなきゃいけないのに。タバコがやめられないんです。やめたいと思うんで 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:オレだよオレ、ドア 制限時間:15分 読者:3 人 文字数:663字
「オレだよオレ」そんなノックの音で俺は目を覚ました。時計を見る。まだ早朝の四時だった。俺は少し訝しく思いながらも、扉に近づいていく。オレだよオレ、と言う声は不思 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
テスト用 ※未完
作者:匿名さん お題:オレだよオレ、ドア 必須要素:恋愛要素以外 制限時間:15分 読者:3 人 文字数:12字
最近声が聞こえます。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:煙草と冤罪 必須要素:女使用不可 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:630字
悪趣味な画像非常に嬉しかったです。遅らばせながら卒業おめでとう。君が僕を裏切った事は永久に忘れないよ。手紙にはそうとだけ書かれていて、他になにもなかった。差出人 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
テスト用 ※未完
作者:匿名さん お題:鈍い旅行 必須要素:パスタ 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:1字

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:鈍い旅行 必須要素:パスタ 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:34字
鈍い旅行に行った。パスタがおいしかった。とてもいいなと思います。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:8月の作家デビュー 必須要素:山田 制限時間:15分 読者:8 人 文字数:813字
作家になりたかった。小さいころからの夢であったが、今まで文章なんて書く事はなかった。きっかけがないことを理由に書く事から避けていただけだけど。書かなくても時間は 〈続きを読む〉