お題:幸福な策略 制限時間:1時間 読者:43 人 文字数:618字
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幸福な策略 ※未完
 待ち合わせのカフェには、30分も早く着いた。
 先に彼が来ていないことを確認してから、席に座り、ホットミルクを注文する。ホットミルクは心を落ち着けてくれるから好きだ。今みたいに緊張しているときには、なおさら飲みたくなる。
 そう、緊張している。
 それも無理もないと自分で思う。この日の為に1年間かけてきたのだ。
 カバンからお気に入りのピンクの手帳を取り出して見る。今日の日付のところに書き込んだハートマーク。ちょうど1年前に書き込んだ日に、彼とこうして待ち合わせできていること自体、努力の賜物と言って良いように思う。

 彼と出会ったのは1年前、大学2年生になって始めたバイト先のレストランでだった。
 バイトを始めたばかりの私に、指導係としてついたのが彼だった。
 彼の第一印象はそれほど良くなかった。少しずぼらなのか、髪に残った寝癖が気になったし、顔もタイプではなかった。でも、仕事を教わったり、雑談をしたりするうちに彼の優しさに惹かれていって、気付けば1日中彼のことを考えるようになっていた。話すうちに、同い年で同じ大学に在学していることも分かってより親近感を覚えるようになった。

となると、デートに誘うとか、告白するとか、世の中の女の子はそうするらしいのだけれど、私はそうはできなかった。
なにしろ自信がない。
顔も普通で、性格も明るくはない。こんな私を好きになってくれるはずがないと考えて、私は策略を立てることにした。
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