お題:凛とした狙撃手 制限時間:15分 読者:17 人 文字数:521字
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凛とした狙撃手(?)
その男は、何時如何なる時でもピンと真っすぐ背筋を伸ばしていた。
まるで背中に定規でも入れているかのようなその佇まいを初めて見たときの衝撃は忘れられない。
標的を見つけた時。
ホルスターに忍ばせた銃に手を掛けた時。
銃を構えた時。
撃つ前、撃っている最中、撃った後でさえも。
標的に命中した時、思わずガッツポーズしてしまいそうだが・・・とにかく真っすぐ。
一見苦しそうにも見えるが息切れ一つしていないので、彼にとっては自然な射撃フォームなのだろう。

その男は、何時如何なる時でも表情を崩すことはなかった。
まるで能面でも張り付いているかのようなその佇まいを初めて見た時の衝撃・・・いや恐怖は忘れられない、忘れられそうもない。
標的を見失った時。
ホルスターに忍ばせた銃に手を掛けようとして思わず手が滑って銃を落としてしまった時。
銃を構えようとして・・・上下逆になっていた時。
撃つ前、撃っている最中、撃った後でさえも。
標的に失中した時、思わず怒りに顔をゆがめてしまいそうだが・・・とにかく真顔。
ともすれば気味悪く感じてしまいそうだが、彼にとっては通常運転なのだろう。

彼の姿を一言で表すならば、この言葉以外は考えられない。

「凛」
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