お題:灰色の探偵 必須要素: 制限時間:15分 読者:76 人 文字数:495字
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灰色の探偵 ※未完
足の筋が痛んだ。伸びもしないスーツで動き回ったからだ。こんな使い方では長くは持たないな、と思いながら膝をさする。わずかに生地が薄くなっていた。
高く飛び上がり右脚を旋回する。そのまま左腕でバランスを取り、屈み、床に沿うようにして相手の脚を払う。灰色はもっぱら足技派だった。細く体力のない自分でも、瞬発力とテクニックで勝率が上がる。安物のスーツが伸びきってしまうのが難点だったが。
先日の右往左往は完全に慢心によるものだった。下っ端の躾の荒さから大したことはないと踏んだのだ。ただそれは人員増強にあたる教育不足だったようで、頭でっかちに政治を進める大組織の末端だった。やめてしまえばいいのにそんなの。
おかげさまで舐めていたよりも大幅に手間を割いて処理することになった。
湿気くさい地下通路をうろうろしていると足に何か当たった。カタンと音を立ててぬめる廊下を滑る。
刀だった。
ところどころ錆つき傷ついている。刀だと認識できたことが不思議なくらいだった。ただわずかに漏れる鈍色と光が刃物の禍々しさを演出している。
美しくはないが、悪くない。売り払えば一銭にはなるだろうと思った。
拾い上げる。
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