お題:戦争と馬鹿 必須要素:からあげ 制限時間:15分 読者:70 人 文字数:910字
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唐揚げ戦争
あなたの好きな食べ物はなんだろうか。
そう問われた時に人は様々な答えを返すだそう。カレー、ハンバーグ、卵焼き、生姜焼き、etc...。
そう、人によって好きな食べ物は千差万別。様々な答えが返ってくるだろう。
では、僕は何を答えると思うだろうか。あなたに分かるだろうか。
僕の好きな食べ物、それは。

からあげ!!!!!そう!!!からあげだ!!!!!

鶏肉に衣をまぶして熱々の油で揚げ、一口食すとたちまちに口内に溢れ出す熱々の肉汁。
ハフハフと言いながらそこにさらに白い白米を放り込んだ時の快感は何もにも敵うまい。
そう、唐揚げこそ、僕の、好きな、食べ物である。

そしてこのことは僕の家族、友人、誰もが知っている周知の事実でもある。

唐揚げが食卓にあがったときは誰もが僕の唐揚げ好きを知っているために、僕のお皿に少しだけ量を多く入れてくれる母、僕のお皿に自分の分の唐揚げを分けてくれる父。僕の両親はなんと心優しい存在なのだろうか。

だからこそ、いま僕の目の前に起こった皿の上の現象が理解することが出来ず、僕は暫くの間思考が停止してしまった。なぜ、どうして、このような理不尽がこのように起こるのか。このような理不尽な暴力こそがこの世から戦争が絶えない原因であると言えるのではないだろうか。

僕の皿の上の唐揚げが、横から掻っ攫われた。

そう、この、僕の、からあげが!!!!

断じて許さない!!!

そう心に固い決意を決めつつ僕の隣に座る妹を見る。
大変満足げで美味しそうに唐揚げを食べる妹を見る。

そして僕は天啓を受ける。

そうか、そうだった。唐揚げは誰のものでもない、皆のものであった。
妹の美味しそうに食べる姿をみて思い知った。

なんということだ。唐揚げの美味しさに僕は目を眩ませていた。
唐揚げは僕だけのものではなく、皆のものであり、なによりその美味しさの前に誰もがひれ伏すのであると。

そう悟り、僕は目の前の皿に残ってあった唐揚げを食べようと箸を伸ばそうとした、瞬間、妹がまたもや唐揚げを掻っ攫った。


・・・・・よろしい、唐揚げ戦争を始めようじゃないか!!!!

「僕の唐揚げ!!!!!!!」
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