お題:子供の宴 制限時間:15分 読者:35 人 文字数:452字
[削除]

こどものうたげ ※未完
「では、あの人は死んでしまったということとですか」
「おそらく」
その衝撃的な内容を大して気にする素振りも見せず、ジジは報告を終えると、自分の役目はここまでだとでも言うようにさっさと姿を消してしまった。
湿っぽい地下室に一人残されたスティーブは長い脚を組み直し、それから氷が溶けてほとんど水みたいになってしまった焼酎のグラスをゆったりとした動作で口に運んだ。
表面では涼しい顔を装いながら、これは厄介なことになった、と彼は内心冷や汗をかいていた。
確かに「彼」はほとほと無能な人間だった、とスティーブは思い返した。何を依頼してもそれを満足にこなすことはなかった。尻拭いの方が手間がかかり、いっそ頼まなければ良かった、と思うことだって一度や二度の話ではなかった。それでも、旧知の仲である人間を失うということがこれほど心細いものだということを、スティーブはしばし忘れていた。
次は自分の番だろうと思うと、自然と指が震えた。でも、仕方がないことなのだ。生まれの違いも貧富も国も関係なく、ただひとつ平等なのは

この作品をツイート

似た条件の即興小説


ユーザーアイコン
作者:まろやかに傾く人 お題:子供の宴 制限時間:15分 読者:43 人 文字数:232字
人間禁止されれば興味が出る。 好奇心の塊である子供は特にその傾向が強い。「家にあった酒を取ってきたぞ!」 いわゆる秘密基地にて5~6人の子供が遊んでいる中に、 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
※未完
作者:かぜの お題:ひねくれた警察官 制限時間:15分 読者:8 人 文字数:298字
悪を捕らえ、悪をなくす。国の治安をよくする正義のヒーロー。 それが「警察官」。 しかし俺のやってきたことは何だったんだ。そう思う日々。職場に行き、書類をまとめ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:佐藤りーまん お題:大好きな嘘 制限時間:15分 読者:11 人 文字数:485字
透明な瓶に、液体が渦を巻いていた。粘度の高く色のない液体は、比重によって上に行ったり下に行ったりしている。わずかな線を残していた。「いつになったら提出するの?」 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:krm お題:大好きな嘘 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:644字
ショーちゃんのパパはパイロットで、ハイジャックにあったことがある。でも、武器もなしに戦って何とか乗客全員を無事に目的地まで送り届けたそうだ。ショーちゃんにはママ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
習作47 ※未完
作者:夢路 お題:私が愛した秘部 制限時間:15分 読者:14 人 文字数:332字
忘れられない。 あの女性を忘れられるわけがないのだ。 ぼくが初めて交わった女性のことを。 数年前、たまたまネットで親しくなった女性だった。 はじめは趣味が同じ 〈続きを読む〉


ユーザーアイコン
作者:真城うさ お題:輝く「うりゃぁ!」 制限時間:15分 読者:29 人 文字数:3326字
それから一カ月が経った。髑髏は相変わらずバスローブで家の中を闊歩している。最近はマグカップを手で持てるようになり、身体能力は目覚ましい変化を遂げている。夜は骨格 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:日ノ宮理李@ハナねね町長 お題:可愛い天使 制限時間:15分 読者:23 人 文字数:760字
最初に触れたのは幼稚園の頃。ボクがまだ人と触れ合うことになれてない時だった。 外は危険がいっぱいだから1人で過ごせとおばあさまにさんざん言われてたけど、みんな 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:M氏 お題:イギリス式の液体 制限時間:15分 読者:17 人 文字数:435字
最近暑い。そろそろ梅雨入りしてしまうのだろうか。それでも昼間のあつく溶けた空気が冷めて涼しい風が頬を撫でるころの夕焼けをみるとこの季節はとても好きだと思う。夕日 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:雨宮ヤスミ お題:イギリス式の液体 制限時間:15分 読者:11 人 文字数:1157字
超能力者サバイバルバトル三回戦、ここまで順調に勝ち上がってきた黒川コウジの前に立ちふさがったのは、主催者側の用意したリザーバーだった。コウジと戦うはずだった二 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:█████ お題:騙されたババァ 制限時間:15分 読者:38 人 文字数:473字
「ババァ騙された!」「ババァ騙された!」子狸たち、喜び舞い踊る。鍋の周り、ぴょんぴょんと跳ねる。「おいしく煮てやる!」「骨まで残さず!」「綺麗に食べてやる!」そ 〈続きを読む〉

匿名さんの即興 小説


ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:純粋な電撃 制限時間:15分 読者:1 人 文字数:220字
トレーダーは、一秒未満の判断で勝負をする仕事だ。それを金融市場の開店から閉店までやり続ける。三十五歳が実質的な定年と言われている。 私が率いているディーリング 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:日本式の勇者 制限時間:30分 読者:4 人 文字数:1547字
道の真ん中で人が倒れているのを見つけた。 倒れているのは老人で、しかも身なりがえらく悪い。匂いもかなりのものがあって、端的に言って浮浪者の類であるようだ。道行 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:かゆくなる薔薇 必須要素:コメディ 制限時間:15分 読者:7 人 文字数:838字
薔薇は本数によって花言葉が変わるのを皆さんご存知だろうか?1本 「一目ぼれ」「あなたしかいない」2本 「この世界は二人だけ」3本 「愛しています」「告白」4本 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:かゆくなる薔薇 必須要素:コメディ 制限時間:15分 読者:8 人 文字数:636字
ぶぅぅーーーーーーー・・・・・・大きな音が鳴り、辺りは暗くなる。どうやらここは舞台ホールらしい。こんなにも広いホールなのに観客は私だけのようだ。「またこの夢か・ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:かゆくなる薔薇 必須要素:コメディ 制限時間:15分 読者:8 人 文字数:499字
ムズムズ、ムズムズムズムズ。「ふぅ~、何だか変な感じがするな」人気者の青薔薇は頭を悩ませていた。「背中がムズムズするような。気のせいだろか」青薔薇はしばらく我慢 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:誰かは場所 必須要素:「なんでやねん」 制限時間:15分 読者:2 人 文字数:661字
昔からよく見る夢がある。私はたぶん4、5歳で、小さい頃通っていた幼稚園でお迎えを待っている。とても天気良い日で季節はたぶん春。暖かい昼下がり、土いじりをしている 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:セクシーな冬 制限時間:2時間 読者:5 人 文字数:1092字
ふわりと雪が舞う深夜2時すぎ。僕は欠伸を噛み締めながら搬入された商品を捌いていた。夜勤のバイトはほとんど人がいない。寒さも、眠さも誰とも共有出来ずにのろのろとそ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:苦い冤罪 制限時間:1時間 読者:14 人 文字数:1909字
「このひと痴漢です」 ああ、終わった。 違うという否定の声より先に、その感慨が脳裏を巡り、反論をにぶらせた。 満員の通勤電車でもつれた舌がやっと紡いだ「ち、ちが 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:たった一つの悲劇 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:386字
僕の人生を変えたのは、"ほんの些細な事"だった。そう、他者から見れば"ほんの些細な事"はどうしようもなく小さくて、吹けば飛んでしまうようなものかもしれない。だ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:怪しいお天気雨 制限時間:15分 読者:7 人 文字数:814字
ぱらぱらと、天から水が降ってくる。その雨音は、次第に、激しいものになった。いわゆる天気雨というやつだ。晴れ渡った青空と不似合に、雨粒がこぼれ落ちてくる。すぐ止む 〈続きを読む〉