お題:自分の中の処刑人 制限時間:30分 読者:68 人 文字数:517字
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ブッチャー
 私は世間とずれた事をしたくたい。
目立たず騒がず、俗物であり、流行には必ず乗る。
常に一般大衆でありたい。
そうすることで、私の居場所は確保され、平和が保障されるのだ。
 たまに、私の中に異端が生まれることがある。
それは、世間からずれた、独特の色をもった個性だ。
例えば、あのかわいい少年をめちゃめちゃに可愛く飾りたいとか。
犯罪である。
だから、そういった気持ちが芽生えたら、私の中の処刑人が動く。
今日もまた、異端が生まれた。
殺さなくてはならない。
私の平和のために。
 処刑人を起動する。
ヒビの入った仮面をかぶった、筋肉質な巨漢。
返り血の付いたエプロン姿で、巨大なブッチャーを持っている。
処刑人を異端の前におく。
異端は必死に言い分をわめきだす。
少年を着飾ることの素晴らしさ、得られる幸せなど。
平和を犠牲にしてでも得る価値のあるものである、と。
全て無視。
処刑を実行する。
振りおろされたブッチャーは異端を真っ二つに裂く。
異端は血を撒き散らしながら倒れた。
死体を大きな鍋に入れ、特殊な液体をかけて骨までどろどろに溶かし大地に撒く。
処理終了。
これで私の平和は守られた。
そうして今日も私は平和に過ごす。
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