ユーザーアイコン
お題:運命の失踪 制限時間:15分 読者:303 人 文字数:278字

不在は哀しみではない。 ※未完
 千年の昔から聳え続けていた眠り姫の茨の城が、過日の地震でとうとう崩壊したので、僕らの国は空前の観光ブームに見舞われていた。近隣諸国からの純朴な観光客はもちろん、歴史学者、民俗学者、考古学者、魔法学者、各国首脳、各国王家の末裔、どこぞのお忍びの王女様までが、現在に息づくお伽噺の化石を見ようと詰めかけた。半ば遺跡と化していた古城の近くにあったのは小さな村が一つきりで、宿泊施設はあっという間にパンクし、草原には臨時のテント村がどこまでも続いた。村は一週間で十年分の生活費を手に入れた。

 そして観光客が目にしたのは、とうとう目覚めることなく亡くなった姫君
作者にコメント

似た条件の即興小説


ユーザーアイコン
運命の ※未完
作者:減塩にぼし お題:運命の失踪 制限時間:15分 読者:200 人 文字数:299字
どこかに歩いていった二本の足が夢を見た宇宙のようで作戦のよくできたサクサク死出の羽衣にすがり付いた運命の失踪マクロの一ミクロンの誤差を求められた一撃不殺の曖昧 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん お題:運命の失踪 制限時間:15分 読者:206 人 文字数:401字
時計の針をぐるぐると動かす。そうすると時間は逆戻りするはずもなく僕はただじっとその時計をみつめいた。こんなこと生まれてくる前から何度もあった気がする、例えば崖の 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:パンプキーナ・イトカ/欄橋 お題:魅惑の武器 制限時間:15分 読者:20 人 文字数:846字
誰しもが、己が魂を燃やすことに憧れを覚える。この世界ではそれが″生き様″であるからだ。だからこそ、人は消費することに全てを注ぐ。人は命を消費して生を得る。その法 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かたぎり お題:わたしの嫌いな鳥 制限時間:15分 読者:3 人 文字数:90字
来は肉を焼いていた。すると、なにやら変な鳴き声がきこえた。「なんだ、近くの鳥たちか。」疑問がはれて来はすっきりした。そして再び肉にもどった。火力をあげて夜を吹き 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:にい お題:遅い豪雨 制限時間:15分 読者:7 人 文字数:824字
梅雨のためにずいぶん前から準備をしてきた。屋根瓦は防水に変えたし、家の外壁は防水に変えたし、あらゆるドア、窓からすべて防水に変えた。つまり防水に変えたのだ。「 〈続きを読む〉


ユーザーアイコン
作者:聖女ミスリア巡礼紀行 お題:許せない弁当 制限時間:15分 読者:35 人 文字数:785字
笑われた。 クラスの友達に、女子に、果てはひそかに憧れていた間島さんにまで、俺は今日笑われてしまったのだ。 みんな口元を隠すなり顔をそらすなりしてたが、その気 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:しろみ@雑多 お題:馬鹿な手 制限時間:15分 読者:18 人 文字数:592字
多ければ多いほどいいわけでもないというのはなにものにも適応される。指が片手に三十本ついていたなら、婚約指輪は三倍になるだろうし、料理をしたなら怪我をすることだろ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:環蜜虫 お題:馬鹿な手 制限時間:15分 読者:20 人 文字数:674字
「友達が失踪しました。助けてください」ヨウタ 投稿日:20xx年 3月30日 00:00 ID:e381a4e3818ee381afe3818ae381bee3 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢路 お題:馬鹿な手 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:190字
おれの右手ときたら全く抑えが効かない。 いつも気づいたら何かを手にしている。雑踏を抜けたら手に持っている。 りんご、財布その他諸々。 音もなく華麗にスる汚い盗 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
白脳世界 ※未完
作者:匿名さん お題:群馬の小説合宿 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:409字
そう…ここは足を運んだものが決して戻らないと名高い合宿所である。一種の心霊スポットのようなものだ。怖いもの見たさに足を運ぶものは多い。もちろん自分も、そういった 〈続きを読む〉

の即興 小説


ユーザーアイコン
作者: お題:刹那のコウモリ 制限時間:15分 読者:14 人 文字数:606字
一秒間の変身能力を手に入れた。 たった一秒。一日の内、たった一秒だけ、私はコウモリに変身できる。 数十冊の魔道書を読破し、怪しげな薬にいくつも手を出し、それこ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者: お題:女の海辺 制限時間:15分 読者:15 人 文字数:798字
人魚の子を身篭った。 孤独な身の上、それも自営業だったので、誰にも説明を求められはしなかったが、切実な問題として、産むのに良い場所がなかった。人間の病院には掛 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者: お題:暗い心 制限時間:15分 読者:44 人 文字数:758字
火傷だらけの鬼がひとり、森を歩いてゆく。 その晩は新月で、鬼にとって幸いなことに、今にも雨を降らしそうな厚い雲が夜空をみっしりと埋めていた。風も重く、優しく、 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者: お題:孤独な黒板 制限時間:15分 読者:53 人 文字数:690字
その日、登校すると、黒板には暴言が描き殴ってあった。私の名前と一緒に。およそ板書にはそぐわない、たった数文字で黒板の端から端までを埋めてしまうほどの、大きくて 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者: お題:3月の動揺 制限時間:15分 読者:55 人 文字数:743字
最近ちょっと困っていることがあって、と、二百年ぶりに再会した旧友は挨拶もそこそこに口火を切った。 最近と言ったって、私たちの尺度のことだ、どうせ三百年以内の出 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者: お題:セクシーな善人 制限時間:15分 読者:49 人 文字数:377字
新宿何とか丁目の細い裏路地、丑三つ時の間だけ、とある地縛霊が人生相談所をやっているらしい。しかも、実に盛況であるらしい。先週の土曜は十人以上の大人たちが寒空の 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者: お題:当たり前の木 制限時間:15分 読者:49 人 文字数:456字
裏山に佇む一本の白樺が、私の神様だった。 いつから信仰心を抱くようになったのかは覚えていない。物心ついた頃にはもう、裏山で遊びまわった帰り道に、白樺に手を合わ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者: お題:戦争と絶望 制限時間:15分 読者:60 人 文字数:861字
どうも私は気が狂っているらしく、ふたつの時間を交互に生きている。 現在と100年後の世界、と言うべきか、100年前と現在の世界、と呼ぶべきか、いまいち判断が付 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者: お題:静かな傘 制限時間:15分 読者:54 人 文字数:782字
不思議ではあるけれど、何の役にも立たない代物、というのが世の中にはそこそこ存在する。 祖父から譲り受けたこの傘も、そんな代物のひとつだった。祖父もまた知り合い 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者: お題:傷だらけの笑い声 制限時間:15分 読者:40 人 文字数:855字
祖父はレコードが好きだった。 若い頃は歌うことも好きで、ほんのひととき、歌手として活躍したこともあったらしい。祖父の家には、その頃の古いレコードが何十枚も眠っ 〈続きを読む〉